nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

光が差し込む!

それは昨日の朝のことだった。 十一時間以上の睡眠を取ってリビングに降りてくるとドアをノックする音が聞こえた。 ドアを開けると寒そうな郵便屋さんが一つの袋を持って立っていた。 荷物? 開けてみると『村上龍文学的エッセイ集』だった。 前日注文したば…

俺は必ずやれる!

最近あんまり見ていないけど、占いの良いところだけ見て信じるタイプ。 そうやって自分で自分を励ましている。 今年と来年はパッとしないけれど、再来年は好運期だって占い師が言っていた。 「貴女、今の仕事は一生の仕事になるでしょう」 そう言われたのを…

運命のチケット

何時になく夕貴はモチベーションが高かった。 今日はもう一本書けそうだなと思ってパソコンに向かう。 お腹が空いていたが、料理している場合でもないと思った。 書ける内に書いてしまわないと、恐ろしいスランプに襲われることを夕貴はこの五年間で学んだの…

俺の怒り、沸点!!

なんとなく、予感がしていた。 アイツ、そのうち別れるだろうなって。 いや、夕貴のことだから最初から数年後には別れる前提で結婚したんだろう。 あの頃、突如結婚された時は薄っすらとしたショックを抱いた。 夕貴が他の男に遂に取られた気がして、少々戸…

今だから語る

面白いという表現が適切なのかどうかわからないが、吸い込まれるように読んでいる本がある。気付いたら午後の三時半を回っていた。どれどれ、一旦本を閉じてパソコンに向かわなければ一日のルーティンが終わらない。夕方には風呂に入って夕飯の支度をしなけ…

涙が一筋

夕飯後、手が空く。 私は今日も「偽善」の違和感に溺れながらパソコンに向かう。 一見すると平和な日常。 何事もない幸せな生活。 しかし私は底の底から偽善を感じざるを得ない。 良き妻を演じ、何事も無かったように振る舞う。 実は午前中、月一の通院日だ…

一途な恋

昨日のことのように想い出される過去がある。 たまに夢に出てくることもあるから尚のこと。 それらは非常にリアリティがあり、まるで現実の模写をしているようである。 きっと私の潜在意識の中にしつこく居座っている記憶。 そんなに眩しかっただろうか。 確…

ヒーロー

私って奴は子供の頃から想像を絶するような環境で生きてきたけど、相当図太いらしい。 踏まれても踏まれても這い上がってくる、まるで雑草魂。 幼少期に親から徹底的にしごかれたから、ブラック企業でコテンパンにボコボコにやられてもグレたり捻くれたりす…

痛快な活劇

静寂が訪れた。 今頃誰かが私の本を読んでくれていると思うと胸が熱くなる。 本当はこの本を届けたいと思う人が五万といる。 しかし、本を買う余裕さえ無い人もまた五万といると云うことを私は知っている。 二十歳前後から二十四歳に至るまで、私は同棲して…

路上生活

この寒さの中、路上生活を余儀なくされている人々がいるということはニュースでは知っていた。 しかし身近な存在の知り合いの中にそういう人がいると聞いて、他人事とは思えなくなった。 実は私も路上生活を数回経験している。 街を飛び出したはいいが、保証…

エンターテイメント

朝からスライダーズのカバー曲聴いたりしている内に、睡魔が吹っ飛んだ。 電話が鳴ったと思ったら投資のご案内。 そんなことやってる余裕なんてねーよ!ってなわけで丁重にお断り。 たまには朝ご飯食べなきゃと思って目玉焼きを作って食べた。 スライダーズ…

自己満足

書いている内容は昔から変わっていない。 同じようなテーマを掲げて、ひたすら文章を書いている。 言っていることも変わっていない。 多少書き方が変わっただけ。 文章を書いているのは、結局は自分のため。 書くようになってから、初めて自分を見つめるよう…

圧倒的な安心感

居場所を探しているってずっとずっと言っているけど、それはきっと心の居場所を指すんだと思う。 何県の何市とかそういう問題ではないって気付いたのがつい最近だから笑える。 ちょっと昔までは日本地図見ながら、どこへ行こうか考えていた。 海の近くの方が…

小さな愛

珈琲を淹れる時に使うカップが割れちゃったから、百円ショップへ買いに行った。 ただそれだけなんだけどジムニーに乗りながら、なんとなく満たされている自分がいた。 リアルな日常の中で、こうして幸せを感じることもある。 別に何か特別なことがあったわけ…

悲鳴

たぶん自分から親しかった人が離れて行くことが死ぬ程怖いくせに「去る者追わず」って強がっているだけ。 自分で自分のツイッターを見ながら傷口を塞ごうとしている作業。 昔は寂しいとか悲しいとか虚しいとか、口癖だったけど最近言わなくなっただけ。 何故…

花咲かす

自分の嫌いなところを唯一挙げるとしたら、人に気を遣い過ぎること。 そのくせ、相手の些細な心配事に気付いてあげられなかった場合深く落ち込む。 相手のことをわかってあげたいと思えば思うほど、気付いてあげられていないことないかな?って探っている自…

ハングリー精神

自分に自分で頑張れ~!と叫んで励ましている。一体幾つになったらそんな自分から卒業できるのだろうか。十年前に、私はハングリー精神に支えられていますなんて言ったら笑われたけど、それ、今でも言っている。ソイツに会ったら、まだそんなこと言っている…