nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

2022-01-01から1年間の記事一覧

たまには顔出せよ!

北海道から父さんが出てきたので、北千住まで会いに行ってきた。 新千歳空港からの飛行機が遅れたようだが、羽田空港から北千住行きのバスに滑り込みセーフで予定より三十分ほど早く着いたとショートメールが来た。 「ホテルに着きました。今、どこ?」 私は…

埋もれてはならぬ!

情熱と熱量なら誰にも負けない自信がある。 いや、違う。 圧倒的な差をつけるためには、熱量で勝負するしかないと言い聞かせているのである。 ずっとずっと頭に焼き付けていた言葉。 『埋もれたら終わりだ!』 とあるバーのマスターが私に言った言葉だ。 結…

ここに私がいるだけ

今年も残りわずか。 来年からは流れが変わるとは思っていたが、その前兆がもう既に見えている。 怪我をした上に退職までする羽目になったが、どっしりとしたものである。 心の揺れがない。 何故かというと、最悪な事態の後は上がるだけだということがわかっ…

そんな私はクールな侍

今日も明日も考えることはただ一つ。 どうすればいい文章が書けるかということ。 音楽も読書も何もかも、いい文章を生み出すためだけに存在している。 息抜きもクソもない。 頭を使ってロックを聴く。 聴いていて心地よいから聴いているのではない。 感性を…

女々しいのはなぜ

何かが舞い降りてきたように『THE MODS』を聴きまくっている。 元々有名な曲しか知らなかったのだが、クオリティの高さに驚いている。 あっという間にアルバムを四枚ほど聴いてしまった。 Apple Musicで聴いている。 なんて便利な世の中なんだ。 チキンラー…

美化なのだろうか

早起きして読書。 あまりにも空腹だったので親子丼を食べたら眠たくなってしまった。 親子丼は電子レンジで温めるだけのものである。 とある友達が一人暮らしの私を気遣って、ダンボールで送ってくれたのだ。 一日一個ずつ食べているのでまだまだ沢山残って…

青空の下のクリスマス

あまりにも天気が良かったので、コンビニまで歩いた。 あれ? 十℃を下回っているはずなのに、ポカポカしていたのは私だけだろうか。 風もなく、実に散歩日和だった。 このまま遠くのスーパーまで歩いて行きたいくらいの陽気。 ローソンからはケーキをぶら下…

キミは独りなんだよ!

新宿で友達と飲んできた。 最初は『ベルグ』という店でビールを一杯飲んで、そこから『思い出横丁』に移動した。 『思い出横丁』では三軒ほどはしご。 実に楽しい酒だった。 あまりにも弱くなった自分に驚いたものの、おでんを食べたり、焼き鳥を食べたりし…

限られた人の悩み

先日、下北沢LOFTまでライブを観に行ってきた。 我が家から下北沢までは約一時間半かかる。 私はずっと三島由紀夫の小説を読んでいた。 ライブ前に沖縄料理屋でオリオンビールを一杯引っ掛けた。 本当は日高屋で良かったのだが、満席で入れなかったのだ。 南…

運命の分かれ道

人生に於いて、失敗などという文字はないのかも知れない。 多額の金が掛かり、一見すると詐欺に遭ったとされるようなことでも、あの時のあれがあったから今こうしていられるなどと思ったりする。 勿論、中には大失敗などと思うこともある。 だが、大した損失…

決して多くは訊ねない

無性に食欲があって、ソワソワしている。 口寂しいので、煙草ばかり吸ってしまう。 本の発送がてら、コンビニで夕飯と朝飯を買った。 オムライスが食べたかったのだが、高かったので冷凍パスタとおにぎりを買ってきた。 揺るかやな風が気持ちよく頬に当たり…

贅沢な悩み

病院の待ち時間に日高屋で汁なしラーメンを食べ、診察が終わってから本屋へ寄った。 病院は、暮れということもあって大変混み合っていた。 担当医には、介護職を辞めたことを手短に伝えた。 滅多に表情を変えることがないのに、とても穏やかな顔をしてこう言…

愛の渇望

新橋で行われたセミナーから帰宅して、慌ててこれを書いている。 先日行われた忘年会と二連ちゃんだったので、少々疲れている。 帰宅してしばらく放心状態だった。 座椅子にもたれ掛かって、無音の部屋で換気扇の音だけ聴いていた。 目を瞑ると意識が飛びそ…

その覚悟、全うせよ!

実は座布団を一枚アマゾンで買った。 これが自分へのご褒美だった。 長時間座りっぱなしの私にとって、特別なものとなった。 少しは身体への負担が軽減されるような気する。 これから埼玉県内でちょっとした忘年会が開かれる。 当初三人でひっそりと行われる…

感性を取り戻す

都内に向かっている。 片道五十分の距離だ。 信濃町には三ヶ月に一度通っている。 晴天で暖かいが、土曜日は冷たい雨だそうだ。 家を出るまで孤独について考えていた。 天は私に孤独を用意したのだと思っていたからだ。 それを受け入れる覚悟を決め、勇気を…

守りには入らない

静かな部屋で、音楽も鳴らさず、酒も飲まず、こたつの中で壊れかかったパソコンに噛り付いていた。 朝から晩まで、ひたすら過去作の手直しをしていた。 もう夢中になってやっていた。 聞えるのは換気扇の音と時計の秒針が動く音だけ。 気づいたら十九時を回…

現状維持はもう終わり

そうか、十五日は私の誕生日か。 そのことについて改まって気づいたのは十四日の午後だった。 昼食を済ませた私は、思い付いたかのように『過去作』の原稿を引っ張り出してきて、手直し作業をしていた。 すると宅急便の配達員さんが来たり、普段来ないような…

読む人を選ぶ

注文したはずの本が届かなくて、またもや過去作の続きを読んでいた。 自分で自分の作品に涙する作者はいるのだろうか。 それともどんな作者でも読み返したら泣くのだろうか。 そう考えると、私って幸せかも知れない。 何故なら自分の作品に感動し、何度も読…

小さな決断、大きな覚悟

数日ぶりに音楽を聴いている。 疲れを癒す目的だ。 ここ最近やることが増え倒れそうだ。 気晴らしに、ジミヘンのライブを流している。 ジミヘンなどを聴くと酒が恋しくなるが、飲まない。 と云うより、忙しくても収入に繋がる仕事をしていないので、金を使い…

世の中九十九対一

海と云うのは、埼玉県民にとって縁のない場所である。 たしか、長編小説『ロックンローラー』の発売前に一度見た程度だ。 その時は相模湾だったが、今回は東京湾だ。 スカイツリーと東京タワーを存分に味わうことができた。 念願の東京タワーを見れたぞー! …

師匠が不在の中で

読みたい本が無いので、やはり自分の過去作を読んでいた。 現在販売しておらず、もう在庫が無いものだ。 二〇一七年に発売されたもので、文体などめちゃくちゃなのだが面白いと言ってくれる人もいた。 この辺には本屋さんや古本屋さんがないので、立ち読みし…

都会に浮かぶ月を見て

久々に月を見た。 あ、月だ! そういえば私は月と対話しながら生きてきた。 月が見れた時、私は守られている。 見えない時は、必ずまた見れるってね。 そうやって孤独と闘ってきた。 そんな私が皆既月食も見なかったのは何故だろう。 気づけばこの数日間、音…

寂しさをぶった斬る

総合病院の受付は様々な人でごった返していた。 非常に忙しそうだ。 それでも嫌な顔一つしない女性受付担当者がいて、少々救われる想いだった。 労災の書類を提出しに行ったのだが、私はそれを上手く説明できなかった。 すると、最初に受付をした女性はぶっ…

書き続けられるわけ

熱量。 これだけは自信がある。 私は自分の中に煮えたぎるものを全て言語化してアウトプットしている。 それに才能や技術を織り交ぜたのが本という作品だ。 一時期、持っている全ての力をトライ&エラーのためにSNSで出し切っていたことがある。 すると、そ…

大きな節目が来る

自分を取り戻しつつある。 やはりこうして皆に話したり聴いてもらったりするのが一番だと痛感した。 そもそも、そのためのSNSのような気がしてならない。 私は一人で抱え込んでいるようで、そうじゃない。 朝になると、そのように思うことができる。 どうや…

自己肯定感のために

もしかしたら、退社しなければならないとのこと。 最初は、マジかよ!と思って青ざめていた。 呆然として、タバコに火を付け壁の一点を眺めていた。 いや、待てよ。 天が指し示す方向は介護職ではないのかも。 ここまで来て、肉体労働である介護職に執着する…

そして、白紙を用意した

池袋から少し離れた『桜台』にあるとある出版社を訪ねた。 当然のことながら、私は鞄の中に小説『ロックンローラー』を忍ばせて行った。 そして何気なく社長にお渡しさせて頂いた。 出版社へ行くのに自分の本を持参しないヤツは阿呆だろう。 本来は私以外の…

なんという師走

出社すると、スタッフの皆がとても心配してくれていた。 「怪我大丈夫?」 「肋骨にヒビが入ってしまって…」 「それは長引くよ!俺は、事故が起こった時、救急搬送するべきかずっと考えていたんだよ」 私が想像していた以上に皆は心配してくれていた。 「こ…

音楽は流れている

どうやら気合いが入ったようだ。 小さなボリュームで昔のハードロックを流しながら、自分の過去作品を手に取って読み耽っていた。 誰に言われたわけでもない。 私がこういうことをし始める時と云うのは、スイッチが入った証拠。 見事に集中しページをめくる…

直感力

いや~、色んなことがあり過ぎて、何から書いていいのやら。 これだけは伝えておこう。 私の頭上に雷が落ちて、様々な決断を下す一日だったとね。 今まで私は何に惑わされていたのだ?と思ったり。 実に疲れたが、清々しくもあったりして。 私は十二月という…