「大切なのは行動力と求心力!!」
それを言われた時にハッとした。
私に求心力などと云うものはあるのだろうかと考えさせられた。
最近の私はかなり開き直って、半ば強引に強気な発言をしているかも知れない。
自由自在だとか、タフだとか。
だが、私はちょっとしたことでカシャンと割れてしまうような脆さも抱えている。
それは自分ではなかなか表現できない。
これを表現するにはブログではなく作品を作る必要性がある。
要は物語にするってこと。
過去に一度絶望的な短編を書いたことがある。
その作品を、希望を手にした前向きな少女の話だと理解してくれた人はほんの一握りだ。
殆どの人が、哀しい物語と言っていた。
しかし、これからどんどんそういう作品を書いていきたいと思っている。
需要がある無しに拘わらず出しちゃえよ!と言っている自分がいる。
とある人に依ると、二作目を出すことで処女作が売れるらしい。
一番大切なことは、間を空けないことだと仰っていた。
そうか、それなら私もやってみようかな、という気持ちに傾いている。
漠然と、新作を発表したいとは考えていたのだが、その方と話をしていて急に目の前に現実が飛び込んできた感覚だ。
大作家先生じゃあるまいし、数年に一冊だなんて通用しないという話だ。
コンスタントに作品を発表し続けて、エネルギッシュに活動していくことが大事だと。
私は何の根拠もなく、二年後だったらまた出版社から出せるかも知れないと思っていたのだが、別にそれに拘らなくたって良いのではないだろうかと思えてきた。
つまり、自分の手で一から十まで作って、校正もして、全国流通させるということだ。
出版社から出さないといけないとか、そういう概念をこの際捨ててしまうことにした。
私に読者がどれだけいるかはわからないが、何事も挑戦あるのみだ。
きっとどこかで誰かが私の新作を待っていると願っている。
この人ってこういう作品も書くんだ~って思ってもらえることが理想。
私が書くものは単なるエッセイでもない、勿論小説でもない、ショートストーリーでもない、それこそ単なるノンフィクションでもない。
私は何事も型に嵌めるのが好きじゃない。
何故ならそれこそ自由であっていいと思うからだ。
私には私にしか書けないものってあると思う。
一番大切なことは、書いている当本人が楽しむことである。
私が楽しんで書いたものは、確実に伝染する。
目標としては、年内、十月頃に出せればいいかなと思っている。
前々から言っているように、ルールは存在しない。
白紙の上では自由自在でなければならない。
村上春樹のパクリじゃないが、『ダンス・ダンス・ダンス』という短編を書いたことがあるが、まさにそういう気分。
イメージとしては、白紙の上で自由にダンスをするということ。
わ~い!わ~い!
楽しみになってきた!!
『破壊から再生へ』も作り終わって、何か遣ることないかなぁと漠然と思っていたのだが、作品創りはまだ早いよなみたいな気持ちでいた。
『破壊から再生へ』を売ることが先決だと思っていたのだ。
いやいや、とんでもない。
寧ろ新作作りが遅いくらいなのかも知れない。
やはり人間誰しも目標があるとないでは大違いである。
かといって、焦っているわけでもない。
今回お世話になった出版社とはまだ何も話していないが、自由に遣りたいという気持ちが強い。
先にも述べたが需要があるかどうかはわからない。
だけど遣りたいことをとことん追求するのみ。
薄っすらと感じてしまったのだ。
やはり長い物に巻かれず自分でやった方が近道かも知れないと。
運が良ければ、小さな出版社からでいいからオファーが来ることがあるかも知れない。
その為には忘れられないように、飽きさせないように、コンスタントに作品を発表し続けるのみだと。
大して難しいことではない。
全ては私と私を愛してくれる読者のために。