nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

コンディションがものを言う

最近、本の執筆にエネルギーを注ぎすぎてこの文章を書くことが難しい。

またしても書いては消してを繰り返し、一時間が経過してしまった。

一時間といえば、毎日の読書に充てる時間だ。

風呂に入っても、ドライヤーしたりしていると一時間くらい経つ。

一番勿体無いなと思うのはテレビを観ながら晩酌をしている時だ。

テレビに全く興味がない私は夕飯を食べ終わったらさっさとパソコンに向かうようにしている。

本来ならその時間にブログ等は書いてしまえばいいのだ。

朝起きるのは決まって六時半である。

それから飯の支度をして二度寝することもあるが、基本的には毎朝SNSの新着などをチェックしている。

調子が良ければ九時くらいから昼まで執筆をする。

ここで集中できれば、後は楽勝だ。

昼ご飯を食べて、残されたルーティンをこなすだけだ。

だから最近は二度寝しなくて済むように心掛けている。

前夜の酒量を減らすということだ。

ところが酒量を減らすと、途端に寝付けなくなる。

医師から睡眠薬を処方してもらっているにも拘らず、眠りにつくことができない。

布団の中に入っているのに、ひょんなところから執筆に役立ちそうなことを思い付いたり、何故か動悸が激しくなったりする。

仕方がないので台所へ行って、暗闇の中スマホの着信などを見ながら煙草を吸って気持ちを落ち着かせて鎮静剤を飲む。

すると睡眠薬と鎮静剤と酒が見事に中和し、よく眠れるのだ。

次の日に影響はないようだ。

寧ろ酒を飲み過ぎた次の日の方が、なかなか起きられない。

その結果、鎮静剤を持っているのを頼りにして酒量を減らすようにしている。

とはいっても、日本酒にしろワインにしろグラスに二杯は飲んでいるのだが。

 

朝から爽快だと、一日が長い。

早朝からぶっ飛ばせるので、達成感も半端ではない。

三時間を二度寝に使うか、執筆に使うか、これでその日の満足度は大幅に変わってくる。

今月に入ってからは執筆を開始すると決めていたので、今のところ充実した日々を過ごすことができている。

余った時間は読書に充てる。

書くだけではなくて、インプットすることも重要だ。

今月はこうして調子がいいのだが、先月、先々月はイマイチパッとしなかった。

過ぎ去ったことだからもういいのだが、このコンディションを来月一杯続けられるかどうかで私の人生は左右されると言っても過言ではない。

ゴールデンウィークまでに粗方仕上げたいからだ。

そして発売までの間、徹底的に校正を行いたいと思っている。

確か昨日パソコンを持って旅に出たいと云うようなことを書いた気がするが、もしかしたら一番自宅が落ち着くのかも知れない。

肝心なのは環境や場所ではなく、私自身のコンディションなのだと気付いたからだ。

コンディションさえ良ければ変な話どこでだって書ける、そう思った。

家にいると誘惑だらけで仕事にならないと云う人もいるが、私の場合はそんなことない。

寧ろ外に出てしまえば、開放感や特別な感情が沸いて、酒を飲まなきゃ損だという風に考えてしまう。

なんて愚かなのかと自分でも思うが、どうしてランチに出掛ける度にビールを飲んでしまうのだろうか。

せっかくのワンコインランチなのに、何故瓶ビールに六百円払うのか。

そして誰にも命令されていないし、強制もされていないのに「もう一軒!」となるのは何故なんだろう。

どうして真っ直ぐに自宅に帰れないのか。

結局スマホ弄って終わったりするから、単なる時間の浪費だったりする。

何もできていないのに金を使うだけ使って自己嫌悪に陥るくらいなら、集中できるようにコンディションを整えて、自宅でガッツリ仕事した方がよほどためになる。

つまり、家に居ろって話だ。

私自身引き籠りの自覚はないが、引き籠りらしく、外で執筆とかカッコ付けていないで大人しくパソコンに向かえという話。

それにしても外で執筆している人はどうしてカッコよく見えてしまうのだろうか。

案外、大したこと書いてないかも知れないのに。

 

 

破壊から再生へ

破壊から再生へ

  • 作者:橋岡 蓮
  • 発売日: 2020/12/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)