暖房がガンガン効いた部屋で、今日も白紙に向かっている。
午前中物凄く寒かったので、珈琲を飲んだらとっとと二階に上がって詩集制作を手掛けた。
それから昼食を食べて、新作の執筆に取り掛かった。
二作品、デザイナーさんにお送りさせて頂いた。
イメージ動画やジャケット写真も見つけたら送るようにしているのだが、頭脳警察の『ブラッドブラッドブラッド』は、熱いですね!と言ってもらえて嬉しかった。
勿論これから校正はコツコツやって行くのだが、少しずつでき上がってきている。
今月中にはせめて半分くらいは書いてしまいたい。
これでいいのか?ここは本当に間違っていないのか?
そんなことを延々と繰り返している。
これが創作の醍醐味なんだけどね。
参考図書として、自分の過去作を読み返してみた。
文章が上手いとか下手だとかそういうことは別にして、書いていて楽しかったのだろう。
また、その頃の仕事も楽しんでやっていたのだろう。
文章が飛び跳ねているように感じた。
当時、ブルーカラーガールだったのだが、安月給のブラック企業をあんなに楽しむことができた私は大したもんだと我ながら思う。
その本は、私の中で二作目として発表したものだ。
紙の本はデザインに拘らなかったし、価格設定が高かったのであまり売れなかったが、電子書籍ではかなり売上があった。
処女作と被る部分があったりしたもので、私の読者の中では評価は分かれてしまったが、書いた当本人としてはなかなか面白い本だと改めて思った。
そもそも、自分が書いた作品は面白いのだろう。
人には伝わりにくいような言い回しでも、自分では理解できるし、時代背景がわかるから尚のこと面白いのかも知れない。
だったらそのまま電子書籍で発売し続ければ良かったのだが、一度却下した。
誤字脱字を直し、校正し直し、人称を変えたりして改訂版として出し直したいからだ。
お蔵入りしてしまうのは勿体無いような気がした。
それにしても今の時代、どうして電子書籍の方が売れるのだろうか。
私も電子書籍は何冊か買った。
最近では石井ゆかりさんの本を買ったが、紙の本を買えば良かったと後悔している。
紙の本に比べて満足度が低いような気がしてならない。
あとちょっとだけ多めにお金を払えば紙の本が買えるのに、かさばるとか持ち運びに不便とか、色んな理由があるんだろうなぁ。
書いている側としては、読み終えても大事に本棚にしまっておいてもらって、ふと思い出した時にまた読み返してもらうのが夢だ。
そういうことを思っている時点でアナログ人間なのだろうけどね。
電子書籍と云えば、芥川龍之介全集がkindleの中に入っている。
もう何年も前に買ったのだけど、なかなか読もうという気にならない。
何故買ったのかと云うと、全集を買ったら場所を取るからだ。
確かに便利な一面もあるが、私としては紙質や表紙や帯にまで拘って作るので、紙の本を手に取って頂けたらやっぱり嬉しいなと思ってしまう。
と云うのが本音だ。
しかし、在庫を抱えなくていいという点は非常にありがたい。
無論、在庫が無くなるくらい売って行かなければならないのだが。
完売目指して頑張ろう。
執筆していると、ついついここの文章はおざなりになる。
時間が無いからということで許してくれ。
ノートパソコンは調子が悪いので、ひたすらデスクトップパソコンを駆使して行こうと思っている。
たぶん容量オーバーなのだろう。
一度メンテナンスしてやらなくてはならない。
デスクトップパソコンも調子が良いわけではないのだが、なんとか動いてくれている。
速度もそんなに悪くない。
なんとか新作が書き終わるまで、正常を保っていて欲しい。
何が書きたいのかわからなくなってきたが、なんせ時間が無い。
今?ヴェルヴェットアンダーグラウンドの『アフターアワーズ』を聴いている。
どれどれ、歯磨き粉を買いに行くついでに刺身でも買ってこようかな。