nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

桜が満開の雨上がりに。。。

あれほど今年は桜どころではないとかほざいていたのに、やはり満開の桜を見逃せなくて雨が上がったタイミングで近所の桜並木まで行ってきた。
桜のドアップ写真みたいなものは見飽きていると思ったので、ウチの近所にはこんな桜並木があるんだぞ!っていうのがわかる写真を撮った。
羨ましいでしょ~!!
「伝右川」と云うのが流れていて、両サイドは全て桜の木が植えてある。
空が青かったらもっと良かったのにと思ったが、雨が上がっただけありがたいと思わなくてはならない。
確かに散り始めてはいたものの、実に見事な満開だった。
風もなく穏やかで、今週中にのんびり見に行こうと思っていたのだが、この週末に見に行ってきて良かったと思っている。
きっとこれから散る一方だからだ。
満開の桜を見ている時、犬と散歩している人がいた。
私も去年の今頃は、愛犬と一緒にこの桜を見に来ていたのでちょっと心が痛んだ。
天国に桜はあるのだろうか。。。
愛犬との散歩コースにちょうど良かったのである。
一度散歩に連れ出したら一時間も散歩をする仔だったので、片道十五分の桜並木はちょうどいい散歩コースだったのだ。
私は愛犬と桜のコラボ写真を撮りまくり、愛犬も普段とは違う散歩コースに大はしゃぎだった。
そんなことが想い出され、思わず泣いてしまいそうになった。
大人だから泣かないけれども、心の傷が癒えることはあるのだろうか。
友達の犬を見るのは平気だし、心から可愛いと思う。
しかし、ペット特集などのテレビ番組はまだ観ることができない。
私の愛犬が熱中症ではなく老衰だったら、まだ諦めも付いたかも知れない。
私にとっては桜は愛犬を思い出してしまうので、心穏やかに見られるものではない。
それでも今年も桜を半ば無理矢理見ることができて、なんとなく安堵した。
これで春を迎えられるような、そんな感覚に陥った。
もう一つ近所には公園があるのだが、そこにはまだ行く勇気がない。
桜が沢山咲いているのだが、愛犬との想い出がありすぎる。
桜イコール愛犬になってしまっているので、未練たらしい私には毒だ。
当本人の愛犬は天国で笑っているのかも知れないけどね。
あぁ、三月も終わり四月になる。
春やな~。
だと云うのに、愛犬のことを思い出して泣きたくなってきた私。
なんとか最後まで書き続けよう。
 
日曜日は遅ればせながらキャンプ場に電話をかけまくった。
何処に電話してももう既にいっぱいらしい。
当たり前じゃ!!!
ゴールデンウィークの予約は三ヶ月前から始まっているのに、行くのか行かないのかわからなかった。
況してや、予約は一ヶ月前からなのではないかとモタモタしていた。
目当てのキャンプ場は全滅。
ところが、栃木県という選択肢があるのを思い出して電話を掛けてみたら一区間だけ空きがあった。
おぉ~!神様はまだ私を見捨ててはいないのね!
久々のキャンプだが、来月二十四日に行ってくることになった。
アイテムは全て揃っているので、今更買うものは何もない。
考えることは飯のことだけだ。
何を買って、何を食べるのかがキャンプでは重要だ。
ハッキリ言って、私はカップヌードルと肉があればそれでいいタイプ。
キャンプ飯を作る楽しみとかどうでもいいのである。
酒さえ飲めればそれでいい。
あとは写真を撮りまくるだけ。
巻き割りやテントの設営も私は何もしない。
ただボーっと眺めていて、椅子に座ってスマホ弄っているだけ。
ところが今回行くキャンプ場は電波が極めて悪いのだ。
だけど場所的にはとてもいいところ。
小さい川が流れているオートキャンプ場なのだ。
四月の末ならもう寒くはないだろう。
こうしてあっという間に暑い夏がやってきて、私の新作の発売の十月を迎えることになるのだろうな。
そうそう、また改めて報告するが、四月三日二十一時から朗読会に参加する。
YOUTUBEで無料で観られるので、私がどんな奴か確かめてもらえれば幸いである。
その台本をこれから考えなければならない。
そんな週明け。

 

破壊から再生へ

破壊から再生へ

  • 作者:橋岡 蓮
  • 発売日: 2020/12/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)