nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

詩の世界に魅せられて。。。

やっと帰宅。

ヤマト運輸まで歩いて行って本をブックカフェ『神保堂』に送った後、バスに乗って最寄りの草加駅まで行ってきた。

贅沢はしたくないのだけど、皮膚科の午後の診察まで二時間以上あったので寿司屋に入った。

勿論ワンコインランチ。

帰ってから仕事しなくちゃならなかったし、節約も兼ねてビールは頼まなかった。

少しゆっくりさせてもらおうかと思ったのだが、そう云う時に限って待ち客がいたり、本を持ってきてなかったりして、さっさと店を出た。

そしてドトールに入りスマホで仕事をしようかと思ったのだが、なんだか落ち着かなくて喫煙所を行ったり来たりしているうちに十四時になった。

皮膚科で診察を済ませて処方箋をもらい、飲み薬をもらってバスに飛び乗って帰宅したら十五時半だった。

何もしていないのに、やたら疲れた。

 

しかし、とても嬉しいことがあった。

先日注文させて頂いた、和合亮一さんの詩集『Transit』がポストの中に入っていた。

私はハッキリ言って「詩」と云うものに関しては殆ど知識がない。

しかし、この度詩集制作に携わることになって、より一層興味を持つようになった。

唯一、今私が持っているものは日疋士郎さんの詩集だ。

士郎さんは、詩人だけではなく劇作家・演出家として舞台制作を手掛け、役者としてご本人が出演されていると云うとてもマルチなアーティストだ。

日疋士郎さんの詩集『終わらない春』は、私がこの度詩集制作させて頂くに当たって何度も何度も読ませて頂いた本である。

私が担当している一ノ木則子さんという詩人の方と日疋士郎さんの作風は似ていないのだが、「詩」と云うものに触れたい、もっと知りたいという想いが沸いてきた。

 

そんな中、和合亮一さんの詩集『Transit』に出会うことができた。

和合亮一さんのことを知ったのは、私が先日朗読で参加させて頂いたクラブハウスだ。

奇跡的に和合亮一さんの詩の朗読を聴くことができた私は、彼のツイッターを探してフォローさせて頂だき『Transit』に出会った。

そもそも、クラブハウスやZOOMでの朗読(四月三日二十一時からYOUTUBE配信)を私に勧めてくれたのは日疋士郎さんである。

その士郎さんが和合亮一さんの『Transit』を強くお薦めしてくださって購入に至った。

そんな経緯で私の手元に届いたのだ。

 

今回私がコラボさせて頂く詩人、一ノ木則子さんをご紹介させて頂く。

一ノ木則子さんは十年間、詩を書き綴ってきた。

パソコンを持たない彼女は、ひたすらノートに書き溜めてきたのである。

一ノ木則子さんと私が出会ったのは四年前私が出演させて頂いた「夢色音楽祭」というイベントだ。

そこで私はロックと文学を融合させた朗読ライブを行った。

彼女はたった一人で観に来てくださったのだ。

それから一ノ木則子さんと私の交流は始まった。

詩集を読んで頂くとわかると思うのだが、とても優しくて繊細で弱った心にそっと寄り添ってくれる女性である。

そんな彼女の人間性がそのまま「詩」に表れている。

私は彼女と定期的に飲みに行くのだが、私にとっての良き理解者の一人であると言っても過言ではない。

六月に電子書籍の発表をする。

タイトルは『詩(うた)にのせ』だ。

私は彼女が書いたものをパソコンに入力し、フォントを選び、挿絵を挿入し、デザインやレイアウトを考え、表紙や目次を作る。

私は私で十月発売の新作の執筆があるので、今年の前半は本当に忙しくなる。

一ノ木則子さんの詩集も、私の新作もどちらも楽しみにしていて欲しい。

 

それにしてもちゃんと書けたのだろうか。。。

自分のことなら幾らでも書けるのだが、人の紹介文は神経を使う。

流石に今日のような内容は酔って書くわけにはいかない。

今日は疲れたので、これからワインでも飲むことにしよう。

四月三日までもうカウントダウン。

朗読の練習もしなくちゃな~。

おいおい、今から緊張していてどうする?

とにかくゆっくり丁寧に読むこと。

私、頑張る!!!

 

 

TOKYO KOTOBA ONLINE OPENMIC

四月三日二十一時から 無料YOUTUBE配信はこちらからご覧ください。

※出場順は未定です。

youtu.be/3wuKdjjgg1U

 

 

破壊から再生へ

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  • 作者:橋岡 蓮
  • 発売日: 2020/12/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)