nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

得体の知れないハイボールは危険だ!!

それにしてもガストのハッピーアワーは恐るべし。

ビール、ハイボール、レモンサワー二百円。

グラスワイン九十九円。

ビール一杯飲んだうちは良かったが、ハイボールを一杯飲んだ時点で撃沈した。

一体何のウイスキー使ってるんだ?

確か「角瓶」って書いてあったような気がするが。。。

角瓶なら大丈夫なはずなんだけどなぁ~。

考えてみたら、私はハイボールに弱いのかも知れない。

いつも飲んだ後に後悔している気がする。

身体が贅沢になったのかしら。

日本酒もワインも安酒を受け付けない身体になってしまったようだ。

ハッピーアワーって安いのはいいのだが、二杯で撃沈はないだろう~。

たらこスパゲッティを食べたので空腹ではなかったのが救いだ。

ヤバい、帰ったら仕事があるのに、酔っている場合ではないのだ。

段々まぶたが重くなる。。。

目が開かない。。。

あ~ぁ、やってしまった。

不覚にも昼酒でここまで酔うなんて。

私としたことが、大誤算!!!

帰宅後、取り敢えず牛乳をがぶ飲み。

換気扇の下で煙草を吸いながら、酔い覚まし。

でも一時間もしたら、アルコールが抜けていくのがわかった。

パソコンに向かう気力はもう少しだけ残っているようだ。

それにしてもあくびが止まらん。

私はこうしてもう二度とハイボールは飲まないと心に誓うのだった。

 

確か、二年前くらいに浅草でハイボールを飲んでえらい目に遭ったことがある。

草加駅からバスに乗らないと帰れないのだが、終着駅まで行ってしまい、フラフラと一時間近くかけて歩いて帰ってきた記憶がある。

だ、か、ら、ハイボールはダメなんだっつーの!!!

あくまでも私個人的な話だが、下手な日本酒に匹敵するほど私にとっては危険かも知れない。

痛い目に遭ったことと云うのは忘れがちなので、今後私と酒を飲む機会があれば、ハイボールだけは飲ませないでくれ。

また、わざとハイボールを飲ませて酔わそうとするのも勘弁してくれ。

最近は、酒を飲む飲まないに関わらず、寝る直前まで仕事をしていることが多い。

だから自宅でも安い日本酒だけは絶対に飲まないようにしている。

ん?酔うとどうなるかって?

私の場合、ボーっとして眠たくなるのだ。

つまり、仕事にならなくなってしまう。

ところが、ちょっと高級な美味い酒を飲んでいると脳が覚醒してよく喋るようになる。

最近戴きもののワインを夜飲んでいるのだが、どうやら執筆も進むようだ。

けれども昔、とある読者の方からこう言われたのを私は忘れない。

三年程前の話かな~。

 

「私の周りの音楽仲間は皆、酒で命を落としてしまったんです。貴女が酒で命を落とすのだけは見たくありません。酒に頼らないと書けないようになったら、もう私は貴女の文章を読みませんからね」

 

グサッと来た。

それ以来、私は飲みながら書くのをなるべく止めるようになった。

彼女が今でも私の書く文章を読んでくれているのかはわからない。

しかし私は彼女の言葉を決して忘れることはないだろう。

まぁ、たったハイボール一杯飲んだだけで撃沈するような奴は、なんだかんだ言っても酒で死ぬことはない。

口で言うほど飲めないからだ。

それにしても弱くなったなぁ~。

いい歳こいて襲われることだけはないように、外での酒の飲み方は気を付けなきゃならんな。

とても良い天気だったので、タイツからストッキングに履き替えることができた。

セーター一枚でアウターも無しで過ごすことができた。

まさに「春」って感じ。

こんなに浮かれた気持ちになれる季節は他にないだろう。

だから皆、春が好きなのだ。

重たいものから解放されたような気分になる。

私はこの冬は、暗く長いトンネルのように重たいものがあった。

ん~もっと謂うならば、昨年一年間も鉛を引き摺って歩いているような感覚があった。

この春になって、それが消えた。

嘘みたいだが、桜と共に私も開花したような、そんな気分だ。

積極的に人に会って、エッセンスを戴こう。

そう思った。

 

 

破壊から再生へ

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  • 作者:橋岡 蓮
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