取り敢えず、一ノ木則子さんの詩集を一つの形にすることができた。
勿論、微調整はこれから行っていくが、なんとか七日の打ち合わせの日に間に合わせることができて良かった。
朝からノンストップでパソコンに張り付いていたので少々疲れたが、清々しく心地良い疲労感だ。
恐らく修正箇所は出てくるだろうから、七日に修正したものを見てもらうことにしよう。
幸先のいい四月スタートだ。
入力から始めて約一ヵ月弱、ここまで来てしまえば早かったような気もするなぁ。
問題はアップロードしてみてからだ。
折角作ったレイアウトが崩れる恐れもあるので、プレビューを見ながら慎重に調整していきたい。
なんでこんなに時間が掛かったかと云うと、レイアウトとデザインに拘ったからだ。
フォントは結局統一することにした。
その方が目に優しいのではないかと判断したからだ。
最初は「詩」のイメージに合わせてフォントを変えていた。
それを元に戻し、フォントサイズと余白に遊びを加え、写真を選んで挿入したりした。
そんなことをコツコツやっていたので時間が掛かってしまった。
しかし、自慢じゃないが私は「〆切り」というものに遅れたことがない。
わーい、わーい、これで打ち合わせもスムーズに進めることができるぞ!
私、頑張った。
詩人の一ノ木則子さんはパソコンを持たない方なので、携帯電話にWordファイルをお送りさせて頂いた。
テンションが上がってくれるといいのだが。
と云うわけで、大急ぎでこれを書いている。
今日は時間が無いので音楽も流さずに、執筆に集中する。
なんやら今日はやたらと業者から電話が掛かってくる日だ。
私は電話は苦にはならないタイプ。
基本的にアナログなので、電話の方が早いや!っていうタイプ。
私は仕事中、必ず携帯電話をパソコンの隣に置いているので、なんせ直ぐ電話に出る。
電話に出られない時は、手元に電話を置いておけない状況にあるということだ。
恐らく風呂に入っているか、バスや電車の中か、ドライヤーをかけていて着信音が聞こえないか、そのどれかだろう。
今日は配送業者と取引先から何度も何度も電話があった。
あ~もう、今、手が放せないのに。。。
それでも私は必ず電話に出る。
緊急事態かも知れないからだ。
案の定、配送業者は緊急事態だった。
ところが取引先はそうでもないようだ。
こちらが注文を言うと、折り返しますと言ったきり電話が鳴らない。
この仕事は上手く行けば、数十万円の儲けになるので慎重に行っている。
充てにはしていないのだが、十万円でも入ってきてくれれば私としては助かるわけだ。
これが上手く行ったら買わなきゃならないものも多々あるので、早く仕事が終わるのを待っているのだ。
しつこいけれど、充てにはしていない。
だけどもらえるものはきっちりもらう。
そういうことだ。
私はどうしてそんなにお人好しなのか?と呆れられるほどのお人好し。
だが、私にも生活がある。
どんなにお人好しでも、鬼になることも時には必要だ。
とは云うものの、なかなか鬼にはなりきれない情けない女なのだが、自分に対しては徹底的に鬼になれる。
他人を攻撃することは大の苦手なのだが、自分には刃を向けることができる。
そんな私みたいな奴は、モラハラ気質のある人から攻撃されやすいのだそうだ。
気を付けなきゃと言っても、人間の人格と云うものは十歳までにでき上がってしまうのだそうだ。
そう簡単には変えられない。
周りからは、幼少時代に祖父母と暮らしていたことが貴女にとっての宝物だと言われる。
全く以てその通りだと思う。
愛情たっぷり注いでもらったからだ。
私はこんな情けない自分のことが嫌いじゃない。
攻撃する側の人間には絶対になりたくない。
人を騙す人間にもなりたくない。
私は私だ。
馬鹿が付くほど真面目なので、周りからは冷や冷やされるがこれでいいんだと思っている。
不真面目よりはいいでしょう。
ね?