nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

新たな自分のホームグラウンド!

午前中寒かったから厚着をして出掛けたら、暑さに耐えられずセーターを脱いで池袋まで向かった。

久し振りの池袋。

自宅から乗り換えがスムーズだったので、一時間半程度で到着することができた。

ぶっちゃけ池袋は記憶が正しければ、三度くらいしか行ったことがない。

会社は西口だったので、東口はどんな風になっているんだろうと気にしながら西口を探検することにした。

早めに自宅を出たつもりが、案外ギリギリに到着してしまった。

用事があって銀行に寄り、会社へ直行した。

面接はなんとか無事に終了。

タイピングテストだけは百点満点中、なんと九十六点!!!

流石、私!!!

しかし、ダブルワークがしたい旨を正直に伝えた。

執筆ができなくなったら本末転倒だからだ。

落ちても仕方がないという覚悟で臨んだ。

高時給に加え、交通費全額支給。

況してや、週に数回池袋へ行けると思ったらちょっとテンションが上がる。

仕事内容は、データ入力。

タイピングは得意分野なので受かって欲しいなぁ~。

池袋までの通勤は苦にならないだろうと判断した。

我が家は田舎にあるので、それくらいは覚悟しないと本当に仕事が無い。

九時から始業するとなると、七時十分のバス。

つまり、五時半起き!!!

早っ!!!

毎日九時に寝なければならない。

十七時に終わって、帰ってきて十八時半。

夕飯を食べて、一時間でこれを書かなければならないことになる。

それも慣れればなんとかなるだろう。

 

それにしても緊急事態宣言下の池袋はシャッター街と化していた。

面接が終わって、ビールを一杯飲みたかったのだが、店はアルコールの提供をしていなかった。

流石池袋だなと思ったのは、喫煙可能店が多かったこと。

愛煙家の私にとっては実に嬉しい限りだ。

池袋なら通ってもいいよな、と思ってしまった。

満員電車で乗り換え二回はシンドイかも知れないが、近所のスーパーで最低賃金で働くよりは収穫がありそうだ。

 

にしても面接へ行っただけなのに、それなりの疲労感。

やはりどんな仕事でも「通う」と云うことは大変そうだ。

しかし、南越谷の派遣会社に比べれば、今回面接に行った会社の方がよっぽど良さそうだった。

コロナ禍で職を失った人が多く来ていた。

待合室で面接の順番を待っていると、そんな声が聞こえてきた。

中には緊急事態宣言中だけでもいいから働きたいと切に願っている人もいた。

私は勿論長期で希望を出した。

それが私のためになるだろうと思ったからだ。

緊急事態宣言下であることを除いても、自宅のみで仕事をしていたら本当に埼玉県から出ることが殆ど無い。

週に三日でも四日でもいいから都内に行くことは私にとって刺激になるだろう。

新宿でも良かったのだが、なんとなく池袋にした。

草加駅がホームグラウンドだとして、川口駅がサブグラウンドだとしたら、池袋がサブサブグラウンドになってくれるのであれば私は嬉しい。

そろそろ受かってくれてもいいのではないだろうか。

タイピングテスト、私に勝てるヤツがいるなら連れて来い!!!

パソコンに関しては、一応資格も持っているし、毎日朝から晩まで使用している。

データ入力は新たにスキルを身に付ける必要もなく、小難しいことを考える必要もなく、小銭稼ぎにはピッタリなのではないだろうか。

しかも見逃さなかったのが、喫煙所アリ。

これは私のことを迎え入れてくれているような気がする。

頼むから受かってくれ!

なんやら人気がある仕事だとか。

応募している人が大勢いると云うことだ。

それでもタイピングテスト九十六点取れるヤツはなかなかいないぞ。

池袋をサブサブグラウンドにさせてくれ!

稼いだ金は、池袋の街に落とすから。

ホルモン焼きの店や、煙草が吸える寿司屋などを発見してしまった私としては是非とももう一度池袋に行きた〜い!

私は準備万端なんですけど!

あの街にご縁があったと思いたい。

なかなか似合っていると思わないか?

 

 

破壊から再生へ

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  • 作者:橋岡 蓮
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