nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

魂の故郷

チバユウスケを聴きながらこれを書いている。

てか、寒暖差、勘弁して欲しいんですけど!

めっちゃ寒い!!

先日まであんなに暑かったのに。

寒いので二階の自室へ来た。

自室はリビングよりは比較的暖かい。

ところが、やはり寒い。

暖房を付けるほどではないが、まだ身体が寒さに慣れていない。

お盆休み、ずっと雨の予報だから、キャンプ場予約しなくて正解だったかも。

 

お盆と云えば、私にとっては終戦記念日なのだ。

母さんが沖縄の人なので、この日は特別な想いがある。

それを理由に母さんに電話しようと閃いた。

喜ばないはずはないだろう。

電話が欲しいとメールしたら、美容室にいるとのこと。

女は幾つになっても、綺麗でいたいもんなぁ~。

私もそういえば美容室へ行って、白髪を染めてきたい。

母さんに会う前には、行ってこようと思っている。

 

母さんとは、普通に色々な話をして、四十五分を経過した時点で電話を切った。

 

終戦記念日だから電話した。お盆なのにそっちへ行けないし…」

「アンタ、古風ねぇ」

 

そう言って笑っていた。

来月は予定通り、埼玉県まで来るとのことだった。

 

「もし、旦那さんがコロナで外出を控えたいと言うならば、旦那さんは次回顔合わせでもいいや」

「そうだね!」

 

なんだかんだ言っても、私の魂の故郷は沖縄にある。

だから、沖縄の墓がどうなっているのかとか、親戚が墓参りをしているのかなど、気になって仕方がないのである。

沖縄には短い期間しかいなかったにもかかわらず、魂が沖縄にあるということは不思議なことだ。

祖父母の影響をとても強く受けているからだろう。

前にも書いたかも知れないが、人間って誰かしらの影響を受けているものだ。

私は祖父母だが、沖縄の人である母さんは沖縄があまり好きではないという。

何故なら、島国だからだ。

沖縄にいるより、広い世界で生きて行きたかったという理由で転勤族の父さんと結婚したそうだ。

最初は夢見る夢子だったらしい。

北海道へ行ってみたい!色んなところで生活してみたい!

そんな母さんの結婚を祖母は大反対したそうだ。

アンタは、転勤族に耐えられるような子じゃないと。

祖母の読みは当たっていたかも知れないが、母さんは沖縄を一度出てみないと気が済まなかったのだろう。

そんな母さんから生まれたのが私。

私は一度くらい札幌を出て、自分のことを誰も知らない町で暮らしたかった。

その辺は似ているのかも知れない。

 

沖縄の祖父母が入っている墓は、叔父が家族で墓参りしたとのこと。

それを聞いて安心した。

お盆なのに誰も墓参りに来なかったら、祖父母が忍びないからだ。

私と旦那は、盆や正月は墓参りに呼ばれない。

旦那が次男だからだ。

その代わり、月命日は毎月墓参りをしている。

近所に家族のお墓があるっていいよなぁ~といつも思っている。

私は、母さんと一度でいいから沖縄の墓参りがしたい。

旦那が「行っておいで!」と言ってくれるか疑問だが、母さんが元気なうちに沖縄へ行きたい。

 

終戦記念日という理由で電話をしてみて良かった。

母さんも喜んでいた。

来月は、我が家の最寄り駅である草加駅周辺を歩き回りたいのだそうだ。

なんだよ、私より元気じゃん!!

そう思った。

母さんに会うまでに、私は私の仕事を片付けなきゃならない。

今月はやることが山ほどあるのだ。

ところが、バイトは二連休だが、旦那の子守りをしなくてはならない。

どうやらショッピングモールへ行きたいらしい。

買い出しも行かなければならない。

私は、パソコンを持って行くという許可を得たので付き合うことにした。

一時間でも隙間時間があるならば、パソコンに向かいたい。

母さんに会えるのを楽しみに、完全燃焼しようと思う。

十二日、十三日に会う予定。

私、泣いちゃうかも知れないなぁ~。