nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

女盛りに女であること

一つ仕事が片付いて安堵している。

日曜日、プレゼンテーション発表会が無事に終わったのだ。

こうやって、一つ一つ終わらせていくしかない。

少々プレッシャーを感じていたので、ホッとした。

次は今月末〆切りのニュースレターを書くことだ。

これさえ終われば、編集・校正作業に集中できる。

来月はどっぷりとその作業に浸かろうと思っている。

仕事は仕事、プライベート的な悩みとは関係ない。

仕事をキッチリこなすことで、自分の自信に繋げて行くしかない。

プレゼンテーション発表会が無事に終わったことで安堵したように。

 

たぶん私の旦那に関する悩みは終結しない。

だからこそ、仕事をすることで足元をグラつかせないようにしなくてはならない。

自分にできることをまずやること。

目の前に差し出された仕事に全力で向き合うこと。

パン屋の仕事もいい加減にそろそろ覚えなければならない。

そして忘れちゃならないのが「書く」こと。

仕事して、文章を書いて、とにかくめげないようにしなければ。

旦那問題は、お互いに根深いものを持っているし、一緒に生活しているのでなかなか解決しないと思う。

お互いに見捨てられることに恐怖心を抱いていて、独占欲も強い。

そもそも、私は旦那のことが好きなのか嫌いなのかわからない。

これについても、しばらく解決しないだろう。

だけど友人が言ってくれたことがある。

この想いが、本物の愛だったらいいのにねと。

そして、賢い蓮さんもいいけれど、自分の弱さを抱えて悩む蓮さんも魅力的だと。

 

もしかしたら、私は散々モラハラに遭ってるから、今更旦那のことが好きだと認めるのはシャクなのかも知れない。

私が好きなんじゃなくて、旦那が私にメロメロじゃないと困るのだ!

他の女に目を向けるなんて問題外!!

私だけを見ていて、他の女が目に入らないようでないとダメだ。

これをいわゆる独占欲と云うのだろう。

だってさ、私ってこんなに気を遣って、こんなに優しくして、振り向いてくれないと辻褄合わないじゃん。

因みに十五歳も離れているんだぞ!

自慢の嫁でないとどうする。

昔付き合っていた彼は、私を自慢して歩いてくれた。

ウチの旦那にはそういうのがないんだよな。

って、元カレと比べる私も最低なのだが。

 

たぶん、私と旦那は五分五分ではない。

旦那の方が権力を握っている。

だとしても、逃げて行くかも知れないのは私の方なんだから、私の方が強くないといけない。

況してや私の方が圧倒的に若いし、女なんだから。

これを読んでいるそこのキミ、女の人は大事にしなきゃならないんだぞ!

女は幾つになっても女。

誰かにとって特別でありたいと心から願っている。

私には旦那がいるのに贅沢だ。

旦那はいるが、心は溶け合っていないという寂しさを抱えて生きている。

世の中の夫婦はこんなもんか?

私は私だけを見てくれる人じゃないと嫌だ。

だからドンドン旦那のことが嫌いになる。

愛しているだなんて、へそが曲がっても言いたくない。

それでも、私も女だから、幾つになっても可愛いとか言われたいし、甘えたい。

せめて旦那からだけでいいから、チヤホヤされたい。

それら、全部してくれないから私も意識が外に向いてしまう。

それでまた、旦那からの信用を失う。

可愛いって言って抱きしめてくれて、私にメロメロになってくれる人が現れたらそっちへ行ってしまうからな。

その時後悔しても遅いんだからな。

覚えておけよ!

 

それにしても、旦那が外に目が向いてしまうのは何故だろう。

 

このまま歳を取るのは嫌だな。

私の決断一つかも知れない。

振り向いてくれない男を追っていても仕方がない。

え?俺、蓮ちゃんのこと大好きだけど!

そう言ったって、遅いという時がある。

つまり、こういうことだ。

女盛りの時に、女でいないでどうする。