nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

半分冗談、半分本気

私の悪いところは、たかがSNSとはいえ、相手をその気にさせるようなおちょくったことを平気で言ってしまうところにある。

申し訳無いが、半分冗談、半分本気なのである。

本気で捉えられたら困るようなことも、ジョークを交えて言ってしまう。

それで、あとから冗談だよ、などと言って信頼を失うこともある。

私の中では、いわゆる悪ノリっていうヤツだ。

そこに悪意はない。

特に同姓ならまだしも、異性に対して悪ノリをすると、ガチで信頼を失くす。

だが、私は良くも悪くもそういうキャラでもある。

 

「コイツ、冗談か?本気か?」

 

そう思われて、楽しんでいる節がある。

ただ、キャラが浸透するまでにはかなりの時間が掛かるのも事実。

先にも述べたが、半分冗談、半分本気なのでどうかお許しを。

 

さてさて。

結婚してみて感じることだが、旦那と行く旅行ほどつまらないものは無い。

沖縄への新婚旅行も然り、長野への旅行も然り。

お互いに「異空間」を楽しむわけでもなく、気分が高揚するわけでもなく。

ただ、飯食べて酒飲んで写メ撮って、寝ただけ。

そこには世の人々が想像するような、ラブラブな関係はなかった。

新婚旅行では、危うく「成田離婚」するところだった。

こんなにつまらない旅行しかできない男なんて、嫌だ!!

そう思ったからだ。

長野へ行った時もそうだ。

実は、私の父親がチケットを二枚譲ってくれたのだ。

せっかくだからとジムニーで片道五時間くらいかけて行った。

ところが、旦那はワインが飲めない。

温泉から上がって浴衣を着ても何も言われず、さっさと寝やがった。

あ~つまんない!!

夫婦の旅行ってこんなにつまらないものなのだと思うのは、ウチの夫婦だけだろうか?

この人は遊び方を知らない人なのね、と思った。

女性を楽しませることができない人なんだと。

だったら友達と旅行へ行きたいけど、友達と外泊させてくれるような旦那じゃない。

たぶん私が母親と旅行へ行くのも無理。

じゃあ私は旦那としか行動できないじゃん!

だったら、どうすれば旦那との旅行が楽しくなるのか考えてみた。

まず、旦那を男と見ないことだ。

男だと思うから、腹立つことが山のようにある。

レディファーストできないことや、女扱いされないことなど、挙げればキリがない。

でも、つまらない人間だと割り切ってしまえば、案外楽になれるのかも。

そうそう、私は旦那に男を求めすぎているのだろう。

そして自分が女であると云うことにこだわりすぎている。

大した女でもないし、旦那だって大した男ではないが、子供のいない夫婦ってこんなものかも知れない。

 

とは云うものの、二人で行くキャンプは何故か楽しいのだ。

恐らく旦那の機嫌がいいからだろう。

私は薪割りもせず、火起こしもせず、テントの設営もしない。

椅子に座って、ビールを飲みながら煙草を吸って、スマホをいじっているだけなのだが、アウトドアは楽しい。

できれば、月一で行きたいくらいだ。

だが、私は土曜日仕事が入っているので、あまり行けなくなってしまった。

また、キャンプ場自体が閉鎖していたり、デイキャンプのみだったりして、なかなか泊まりのキャンプができない。

酒が飲みたいので、デイキャンプへ行くくらいなら家にいようか、ということになる。

因みに、我が家はキャンプへ行っても料理をしない。

焼きそばくらいは作るが、焚き火でお惣菜を温めたりする程度。

私って、ナメているでしょう?

何様なんだと自分でも思う。

それでも、キャンプは楽しい。

何しに行っているのか微妙だが、これはこれで成立しているので良し。

お友達と少し話たのだが、日常は退屈ではない。

旦那がテレビを観ていて、私の話を聞かない時は不貞腐れるが、対話はできなくとも会話はしていると思う。

晩酌をするので、楽しい日もある。

もしかしたら、これ以上望んではならないのかも知れない。

しかし、私はお喋り好きの構ってちゃんだからな。

これは、完全に本気。