nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

突然連れて行かれたが…

結局、山登りへ行ってきた。

朝、遅く起きて寝ぼけていたら半強制的にジムニーに乗せられ連れて行かれた。

栃木県の太平山へ。

この山は、お年寄りが身体をほぐすための山と言われている。

標高341メートルしかない。

私はキャンプを始める前、もう何度も何度も訪れている山だ。

それなのに、こんなに身体が痛くなったことはない。

背中やら肩が痛くて仕方がない。

恐らく前日の雨の影響で、地面がツルツルだったせいで転倒したからだ。

ましてや、山登りは一年半振り。

日頃、パン屋で悪戦苦闘しているものの、運動にはなっていないようだ。

運動不足なのだろう。

太平山を登ってこんなに身体中が痛くなったのは初めてだ。

痩せた分、登り易いと思っていた。

ところが体力が落ちたようだ。

今、こうしてパソコンの前に座っているのも辛い。

だけど、雨上がりの山は緑が綺麗で空気が澄んでいた。

確かに足元は悪かったが、清々しかった。

暑いくらいの天候だったが、無理矢理行って良かったと思えるほどリフレッシュできた。

 

唯一残念だったのが、行きつけの蕎麦屋がテイクアウトのみになっていたことだ。

仕方がないのでコンビニに寄り、おにぎりを買って食べた。

朝はファミリーマートの明太子マヨネーズ、下山した後はセブンイレブンに寄り海老マヨネーズを食べた。

たった2個じゃないかと思われるかも知れないが、されど2個のおにぎりである。

満腹のまま帰宅して、シャワーを浴びてから、即夜ご飯という流れになった。

何故ならビールが飲みたかったからだ。

今回はジムニーで行ったので、ビールが飲めなかったからだ。

今までは、太平山近くにあるラーメン屋で味噌ラーメンとビールと云うのが定番だった。

今回は、一応コロナ対策で電車を避け、ジムニーで行ったのだ。

 

それにしても、久々に充実した休日を過ごしたような気がする。

私の場合、バイトが休みでも休みのようで休みじゃない。

しかも、山登りの後はシャワーを浴びてビールを飲んで、身体を休めるのが先決だ。

とはいえ、私はこれを書かないと一日が終わらない。

朝が弱く、早起きしても眠たくて文章を書くコンディションに持って行けないからだ。

自分で自分に毎日〆切りを課していると云うのもある。

毎日、毎日〆切りを意識することは非常に大事だ。

勿論、日々追われることになるのだが、ここの文章は全て私にとっては練習なのだ。

文章を書く練習、〆切りを守る練習、何より楽しみでもある。

だからどれだけ最悪なコンディションでも、私は書く。

 

35歳くらいから、目が悪くなり始めた。

これを言うとビックリされるが、私は物や文字が全て二重に見えている。

だから原稿を読むのも書くのも読書も非常に辛い。

ましてや、パン屋での仕事にも支障をきたす。

例えば、パンを半分に切って中にクリームを入れようとしても、二重に見えるのでポイントを外してしまう。

つまり、こぼしてしまうのだ。

結局山登りをしていても、登りはいいが下りは怖い。

「プリズム」って云うのだが、乱視も入っている。

てか、眼鏡がいまいち似合わないので、あまりしたくない。

女教師のようには、どうもならない。

かといってコンタクトは入れられない。

だから毎日裸眼で頑張っている。

まぁ、落ち着いたら眼科へ行こうと思っているのだが。

 

というわけで、身体がガタガタだが無事に久々の山登りを終えた。

たった一度の転倒で、こんなに背中が痛くなるなんて。

太平山は、私より何倍も元気なお年寄で溢れていた。

きっと若い頃から登っているのだろう。

まぁ、キャンプもいいが山登りという運動も必要だ。

こうなると、月曜日のバイト休みは貴重だ。

よし、ゆっくりさせてもらおうか。

私は積極的に運動するタイプではないので、過去に立山と富士山に登れたのは奇跡だ。

富士山からの絶景、また見たいのだけどね。

でも私、高所恐怖症だから。

それなのに、何故登山にハマるのだろう。

根本的なMなんだろうな。