nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

愚か者というのだろうか?

千葉県柏市までキャンプ場の下見に行ってきた。

『しょうなん』というキャンプ場なのだが、環境は実に良かった。

緑が多くて、林になっていた。

管理棟もしっかりしていて、印旛沼キャンプ場よりは圧倒的静けさを誇っていた。

小さなお子様もいたが、若者のどんちゃん騒ぎみたいなものは無かった。

少々金額は張るのだが、是非一度キャンプしてみたいと思える場所だった。

ましてや、自宅から下道で一時間半とい近距離。

ただ予約でいっぱい。

平日行ければベストなのだが、仕事があるのでどうしても日曜日を絡めるしかない。

土曜日は私は本来仕事なのだが、キャンプのためにお休みを頂こうと思っている。

土曜日は、私が働くスーパーは人手不足で一番忙しい日。

私が休んで、代わりに出られる人いるのかなぁ~。

 

 

あまりにも空腹だったので、近場にあった『珍来』という中華料理屋に入った。

一人で徒歩だったら、間違いなく麻婆豆腐と瓶ビールを頼んだと思う。

ただ、私だけ飲むわけにもいかないので、ネギラーメンを頼んでしまった。

ラーメン一杯をなめていた。

太すぎるモチモチ麺がヘビーで、私の胃袋に無理矢理詰め込んだ感じ。

メンマはしょっぱすぎて残してしまった。

昨日書いたばかり。

満腹になるとストイックさが失われ睡魔によって集中力を欠くと。

ゲッ、これから帰って書きたいことが沢山あったのに、やっちまった。

私はラーメンの類は年に三回程度と決めている。

旦那が晩酌の〆に食べるものを一口すするくらいなものだ。

やはり私に一人前は多かった。

ましてや、美味いなら許せるものの札幌出身の私にはちょっと受け付けなかった。

日高屋のラーメンを食べた方がまだマシだった。

いやいや、自宅でマルちゃん製麺を作った方がはるかに美味いだろうに。

そんなわけで、ただ苦しくなるためだけに千円近い金額をドブに捨てたのだった。

それから三時間弱が経過しようとしているのだが、一向に苦しさからは解放されず、本当に心から後悔している。

以前、友達からあの店はイマイチだよ!というアドバイスをもらっていたことを思い出した。

あちゃ、言うこと聞いておくべきだった。

しかも、夜には自宅で焼肉をすることになっている。

食えるのか?

ところが、もう既に肉を解凍してしまっている。

これまた拷問に近い。

食べたくないものを、わざわざ食べなきゃならん苦痛この上なく。

かといって、主婦としては解凍してしまった肉を捨てるわけにもいかんのだ。

あぁ、泣きたくなるこの現実。

やはり夜が焼肉とわかっていながらネギラーメンを注文してしまった意地汚さが原因だと思われる。

卑しさ、はたまた、欲張り。

こうしてまたもや激しい自己嫌悪に陥るのである。

 

 

帰宅したらポストに『エリックサティ詩集』が届いていた。

考えてみたら、ここ最近割と高額な本を立て続けに五冊ほど買った。

どの本も魅力的で、読破したいのだがどれから読もうかと考えている次第だ。

エリックサティは言う。

 

『私のことを好まない人にこのコラージュを捧ぐ』

 

マジか!

私なら逆の発想しか浮かばないけどな。

さすがエリックサティ、もうこうなったら同時進行で全冊網羅してやる。

貴重な月曜日休み。

エリックサティを聴きながら、彼の詩集に興奮させられながら、とにかく創作しようと思っている。

やはり本を読んでヒントになることもある。

私の本を読んで、自分も本を書いてみたいという人が多々いらっしゃる。

私の本は読み易いので、アレを読むときっと書きたくなるのだろう。

そんな人達のためにも、私はいい作品を残すのみだ。

気合いを入れるために、おにぎりくらい食べるかも知れない。

だけど、今はネギラーメンのお陰で、食べ物を見るのも嫌だ。

やはり昔から「腹八分目」と言われているのにはちゃんとした理由があるのだ。

睡魔に襲われながら、なんとか書き終えたがまだ苦しい。

全く、これは愚か者と言うのか?

10月21日(木)

20時半〜

『蓮'sbar』

インスタライブ配信