nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

旦那孝行とは

ツイッターで知り合った女性が我が家に遊びに来てくれた。

考えてみたら、結婚して私がこの家に来てから、誰かが遊びに来るなんて初めてのことである。

旦那が嫌がると思って、親しい友達も家に呼ばなかったのだが、自宅で過ごすのは実に楽だと気付いてしまった。

たまに誰かが来る方が、部屋も片付いていいのではないだろうか。

居酒屋でぬるい生ビールを飲むより、家の冷蔵庫でキンキンに冷えたビールを自慢げに出す方が気分が良い。

遊びに来てくれた女性は、ビールがとても美味いと褒めてくれた。

なんだ、これからも自宅で飲んで、つまみは買ってくればオッケーなんじゃないかと思った。

最寄りの草加駅まで迎えに行けばいいだけの話だ。

来週別の女性にお会いするのだが、我が家に誘ってみようかな?などと考えている。

 

 

ところで、金曜日、土曜日と一泊二日で千葉県成田市でキャンプをする。

何やら友達情報によると、週末は寒波が押し寄せるそうだ。

マジかよ!!

私などは、今から若干ビビッている。

寒いのは嫌や~。

じゃあキャンプへ行かなきゃいいのだが、今年中にどうしても行きたいと言われている。

仕事も山積みだし、遊んでいる場合でもないのだが、全ては旦那孝行である。

日頃、あまり構ってあげられていないので、たまのキャンプくらい付き合わなきゃな、みたいな感覚。

ぶっちゃけ、私は行っても行かなくてもどっちでもいいのだが、せっかくなら楽しんでこようという気持ちだ。

それにしても寒いのは、やっぱビビるよな。

忘れもしない四月のキャンプは、あまりの寒さで目が覚めた。

去年の十一月はどうだっただろうか。

まぁ、日中は暖かいだろうけど。

 

 

旦那孝行で思い出したことがある。

私が前回のキャンプへ行った際、これは旦那孝行であるというような内容の記事を書いた。

それを読んだ私の友人は、ほぉ、なるほど!と思ってくれたとのこと。

そのようなことはすっかり忘れていたと云うのだ。

夫婦関係において、感謝の気持ちは案外忘れてしまいがちなんだと言っていた。

それを聴いて逆に私はそういうものなのか、と衝撃を受けた。

我が家は、私が考えている以上に傍から見れば仲がいいらしい。

私からすると、本来あるべき夫婦というものはこんなものじゃないだろうにと思う。

お互いに関心が無くとも、根っこの部分に太い信頼みたいなものがあるのが理想のような気がしてならない。

ところが、週末はいつも一緒に行動しているとか、共通の趣味があるとか、羨ましがられることもある。

もっとビックリしたのは、ヤキモチを妬かれることに対して、羨ましいと言われたことだ。

それは愛されている証拠だという。

世間的には、そういうものらしい。

確かに束縛されたり、嫉妬されたりしたら邪魔臭いのだが、されなくなったらそれはそれで私の方がふてくされるかも知れない。

そうやって突き詰めて考えて行くと、まぁ、まだマシな関係なのかなとも思えてくる。

私の父親は、毎週土曜日の朝家を出て、日曜日の夜遅くまで帰って来ないらしい。

老後二人でどこかへ出掛けたりすることは皆無だそうだ。

だから、逆に私は羨ましがられた。

いつも二人一緒でいいわね、みたいなね。

 

 

本当は、私は交友関係を広めたいので、色んなことに参加したりしたいと思っている。

しかし、まさか土日外出許可が下りるわけがない。

会いたい人は沢山いるのだが、どうやったら会えるのかと思案中である。

それでも、私の仕事に口出ししないだけまだいいのだが。

なんだか最近色んな方にお会いする機会があり、色んな話を伺うと、私は自分で思っている以上に案外恵まれた環境にいるのかも知れないという錯覚に陥ったりするのだった。

私みたいなヤツの扱いも難しいだろうに。

それは年の差があるから、成り立っているのかも知れない。

というわけで、キャンプは共通の趣味というよりは、旦那孝行なのである。

風邪でも引いたら、旦那のせいってことで。

 

2021年11月20日(土)20時から

インスタライブ配信

 

おセンチさん×橋岡蓮 in スナック蓮