nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

思考は現実化する

休日だったが、とある方の作品鑑賞で半日を潰した。

と云うのも、お会いする約束をしていたからだ。

ある意味、集中して観終わらなければならなかったのである。

お会いする理由は、作品の感想が聴きたいというのもあるだろうが、私の事業内容についても興味を持ってくださっているようだ。

まだまだ思案中なのだが、コンセプトは「新人発掘コラボ企画」というものが一つある。

イラストレーターさんとコラボさせて頂いたのも、実はそういうコンセプトに基づいたものなのだ。

私がイメージするのは、才能があるのにチャンスに恵まれない方、チャンスを待っている方、もしくは、下火になって活動休止しているような方だ。

今でも続いている下積み経験を持っていて、煮えたぎるものを沸々とさせているような方。

 

 

私の場合は、約六年間に及ぶ下積み時代の中で、誰かからチャンスを与えてもらったことなどない。

金が全くない状態で、販売するにはあまりにもチープな本を印刷したり、電子書籍を出したりしてきた。

助けてくれる人もいなければ、教えてくれる人もいなかった。

だけど、なんとかここまで諦めずにやってきて、海外出版のチャンスを掴むまでに至っている。

 

 

まだまだこれからの私が、まるでベテラン作家がするような「新人発掘」などを何故やるのか。

たぶん、私は自分の将来が見えたからだと思う。

今は無名の新人だが、十年後の自分が見えた時、『破壊から再生へ』や『ロックンローラー』はプレミア作品になると思った。

昨日も書いたが、今は自費制作だから好き勝手できる。

海外出版が成功したら、恐らく私は商業出版しかしなくなるだろう。

だからこそ、今しかできないことをしようと考えたのだ。

もっと具体的に言うならば、先に述べた私の作品群は、いずれ大手出版社に買い取られ、『橋岡蓮の処女作、問題作』などとして羽ばたくだろう。

すると、自費制作した原本は、プレミア価格が付くということだ。

当然、今私に携わってくれているイラストレーターさん、デザイナーさん、翻訳者さんも世界中に知れ渡ることになるという話だ。

仕事のパートナーは、『橋岡蓮』のトータルマネジメントをする立場になるだろう。

 

 

断っておくが、私は本も書くけれども、その時々で自分にできることに全力投球するのみだ。

作家でもない、小説家でもない、エッセイストでもない。

ただ、文章というものからは離れられないと思うので、こうして毎日書き続けるとは思っている。

今私が言っていることは、来年にはもうその兆しが見えてくるだろう。

何故なら、一年後には翻訳も終わり、本格的な出版準備を進めているからだ。

もしかしたら、私がイギリスへ直接出向くことがあるかも知れない。

そこまで行くと、蓮さんに着いて行きたいという人がわんさか現れる。

ここでこうして偉そうなことを書いているだけではなく、有言実行できる人として皆から信用信頼を得ることになるからだ。

また、十年もあれば、ありとあらゆる事業を始めているだろう。

 

 

やはりキッカケとなるのは、私の海外出版だろう。

そもそも、私は長年海外出版したいと思っていた。

パン屋のパートを捨てた瞬間向こうからチャンスが舞い込んでくるとは思いも寄らなかった。

そういう意味では、私の人生において漠然とでも想い描いていることは叶うということである。

思考は現実化するというのはどこでも耳にする言葉だが、私は間違っていないと思っている。

ただこれだけは言える。

チャンスを掴む者に共通していることは、筋を通せるヤツであるかどうかだ。

才能だけでは、思考を現実化することはできない。

当たり前だが、私も人は選ぶ。

一番大きいのは相性だ。

私が声を掛けても断る方もいらっしゃる。

だからこそ、コラボ企画が実現するのは奇跡的であり運命的である。

きっと私の配偶者もいずれ変わるだろうな。

 

作 @narieline さん