全く知らない土地へ行くより、仲間がいる埼玉県がいいと思ったのは私が寂しがり屋だからか?
このまま埼玉県に骨を埋めそうな気もする。
何がいいって、家賃の安さだ。
海のある町で育った私としては物足りなかったが、縁あって埼玉県に仲間ができた。
都会で暮らしたいとは思わない。
用事があるとすれば、たまに新宿へ行くくらい。
それでも月に二回くらいなものだ。
やはり大切な人からは、なるべく離れない方が良いだろう。
少ないけれども、大切な人は数名いる。
勿論、実際にお会いして酒を飲んだりした友人達だ。
お会いしていない人も含めれば莫大な数に上るのだが。
ハッキリ言って、大勢に囲まれているようで、私はさほど友達が多いタイプではない。
だからこそ、大切な人と呼べるのだ。
片手、そう、片手かも知れない。
そんな人達に会うには埼玉県にいた方が良いだろうと思って、ここからあまり遠くないところに物件を探すことにしたのだ。
遠方で暮らす友達は、引っ越した後の生活をものすごく心配してくれている。
勿論私も心配だ。
しかし、なんとかなると思うし、根拠のない自信がある。
あらゆる手段を使ってでも、誰にも迷惑はかけないと。
だからこそ、応援して欲しい。
あくまでも私の経験上だが、デカいものを手に入れようとする時、デカいものを捨てなければならない。
そうしないと、強烈な運は掴めない。
私は生意気にも、年下の女性に対して「リスクを負え!」みたいなことを抜かした。
偉そうに上から目線で言っているのではなく、それにはれっきとした根拠がある。
ものごとは、リスクとリターンがセットである。
ぶっちゃけ、運に乗り切れない人はリスクを背負ったままぶっ潰れる。
しかし、運に乗った人はハイリターンを得る。
それは目に見えるものではなく、「感じる」ものだ。
どうすれば感じることができるかといえば、ポジティブ思考でいることだ。
何事も自分の都合のいいように捉えて、それを分析できるかどうか。
「こうこうこういう理由で私には好運期が舞い降りた」
そういうプラスの解釈ができて、尚且つ、その解釈をエネルギー変換できるかどうかだ。
自らのエネルギーに変えて、風を斬る。
ここで肝心なのは、調子がいい時ほど慎重になるということ。
自分を疑ってかかることも必要。
どんなに自分を疑っても、根拠のない自信は消えない。
具体的に言うならば、私は調子が悪い時は運を引き寄せるために金を使う。
ただし、上がってきたらセーブする。
調子に乗って広いマンションで生活したりしない。
私にはボロアパートって云うのが、いわゆる一つの原動力になっているからだ。
もっと言うならば、私にはボロアパートが似合う。
世界の橋岡蓮になっても、私はボロアパートに住み続けるかも知れない。
本当に歳を取って引退するような頃にもしも金があれば、快適な暮らしができる古民家でも買うのもアリだが。
結婚を通して手に入れた一軒家を捨て、車を捨て、旦那を捨て、田舎のボロアパートに移る。
なかなかできないことを、私はやってやる。
生活できなくて、実家に帰るようなことはしない。
それは、埼玉県に大切な人がいるからだけではない。
「大人になれば自分の拠点は自分で決めることができる」
それは子供の頃から抱いていた「希望」だった。
故郷なき者達よ、拠点は自分で決められることを私が立証する。
故郷がないくらいのことで感傷的になってはならない。
私はずっと故郷と呼べる場所がないことがコンプレックスだったが、今となっては何とも思わない。
とはいえ、大切な人達に出会わなければ、私は埼玉県を出ただろう。
拠点なんてそんなものだ。
誰かがそこにいるから、そこが拠点になる。
ただそれだけ。
私が埼玉県にずっといれば、埼玉県に移り住みたくなる変わり者が一人くらい出てくるに違いない。
12月15日(水)20時~
『蓮′sBar』
橋岡蓮バースデーライブ開催
インスタライブ配信
乞うご期待!!