上野に着いたのはいいが、待ち合わせまで一時間あった。
『紙タバコ吸えます』
の文字に騙されて、何も知らずに椿屋珈琲に入ってしまった。
メニュー表を見てビックリ。
なんとコーヒー一杯千円なり。
マジかよ、ただの時間潰しには高すぎる。
でも、入ってしまったもの、出るわけにもいかない。
仕方なくブランドコーヒーを注文した。
確かに美味いけれども、私はコーヒーの味など大してわからない。
高級店だなんて知らなかったよな。
上野公園の喫煙所で十分だったのに。
小さなコーヒーカップに注がれたコーヒーは数秒で私の胃袋へ消えていった。
お替わりしたら、プラス千円だろ?
やってられないので、タバコで元を取ることにした。
しかし、そんな時に限ってあまりタバコが進まない。
何しに来たんだか。
最初から待ち合わせ場所であるサイゼリヤに入れば良かったのだ。
しかし、サイゼリヤはタバコが吸えないしなぁ。
まぁ、仕方あるまい。
無知って怖いな。
なんなら富士そばを食べれば良かった。
食欲が無かったから、仕方ないが。
ブツクサ言っているうちに、いい時間になったのでサイゼリヤへ向かった。
要は家を出る時間を間違えたのだ。
一本早いバスに乗ってしまった。
寒いんだから、家でもう少しゆっくりしてくれば良かった。
打ち合わせは二件とも順調に進んだ。
一件目の上野では、パスタを平らげた。
二件目の錦糸町でも、バッチリだった。
調子が良かったせいか、最後まで睡魔に襲われることなくしっかりと打ち合わせすることができた。
私如きが偉そうにと思われるかも知れないが、困っている人を救ってあげたい、幸せにしてあげたいという想いが強い。
なんだか私からすると実に真面目に一途にやっているだけなのに損ばかりしているように見えるのだ。
私は彼に感謝と恩があるから、私から離れたりすることはない。
いつか恩返しをと思っていたが、やっとそれができる時が来たと思っている。
私がやらずして、誰がやるだろう。
ある種の使命感を抱いている。
私にできることは、彼のビジネスを軌道に乗せ、好きな仕事をとことん追求できる環境を整えることだ。
そもそも『office REN』は、敗者、弱者の味方だ。
逆説的に言えば、現状に満足している人は私のことを必要としないということ。
才能があるのにチャンスに恵まれず、悔しい想いをしまくっている人達のために発足したのが『office REN』だ。
それを私は『敗者復活戦』と呼んでいる。
現状に満足している人は現状を変えようとしないので、私の事業に興味を抱かないだろう。
しかし、どうあがいても自力でどうにもこうにもならない人っているだろう?
高い理想はあるけれど、それに対して足元も及ばない人。
せっかく実力はあるのに、上手く活かせない人。
そういう人のために私がいる。
もっと言うならば、私は『チームREN』を作った。
『チームREN』に参加すれば、アマチュアと呼ばれ悔しい想いをしてきた方々に、仕事を回し、実績を積んでもらうことができる。
私がこの度、『ロックンローラー』の制作にあたって二人のクリエイターを起用したのはそういう背景がある。
何故なら私も長い間、アンタの文章は趣味でやっていることだ!とけなされて悔しい想いをしてきたからわかるのだ。
確かに私はずっとアマチュアとしてたった一人の自己満足で文章を書いてきた。
それはそれは長い間だ。
でも、私にとっては日課であり仕事のようなものだった。
「稼ぐ」ということができなかっただけに過ぎない。
そういう人って、沢山溢れていると思う。
そういう方には、『チームREN』に参加して、得意分野で「稼ぐ」体験をして欲しいと思っている。
現在、せっせとホームページを制作している。
近々、お見せできると思うのでお待ちくだされ。
そして、『チームREN』の参加者は、私が世界に羽ばたくと同時に世界から注目される存在になって欲しい。
そのために、日々コツコツ腕を磨いて欲しい。
心からそう願っている。
12月15日(水)20時~
『蓮′sBar』
橋岡蓮バースデーライブ開催
インスタライブ配信
乞うご期待!!
もうカウントダウン!!