nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

日課にしてくれている人

気付けば最近音楽を聴いていないことに気付いた。

目の前にデスクトップパソコンを置き、iTunesは開いたままになっている。

マウスでクリックすれば、音が鳴らせる環境にいながらそれをしなかったのは「書く」ことに集中しているからだろう。

むしろ、無音の空間を楽しんでいるかのようだ。

我が家にはテレビも置いていない。

朝から晩まで無音の中に一人、パソコンに向かっている。

ただ、ポツポツと用事があるので外出はする。

病院へ行ったり、役所へ行ったりだ。

無事に、元旦那の会社からも保険証に関する書類が届いたので、また役所へ行って手続きをしなければならない。

これでようやく健康保険証ができるわけだ。

今週はなるべく在宅し、日曜日までに仕上げたいものが幾つかある。

ところが、そうも行かないようだ。

空き時間を上手く利用して、作業を進めるしかない。

 

 

腹が減ったのでビールと一緒にスンドゥブを食べた。

今まで自分で作ったスンドゥブには、豚バラ肉や長ネギを入れていたのでレンジでチンするだけのスンドゥブは物足りなかった。

全く腹が満たされなかったので、木綿豆腐に生卵とめんつゆを入れて同じようにレンチンしてみた。

さすがに腹は満たされたが、やはり手料理に比べたら物足りない。

しかし、こんな生活が続くのだろうなと思った。

テレビのある空間は私にとっては雑音でしかなかったが、無音の空間で食事をするというのもある意味侘しいものである。

かといって、高い金を払ってスンドゥブを食べに行く気はしないのだ。

腹が満たされると、今度は睡魔との闘い。

これを書き終えてから食べれば良かったと若干後悔する。

毎度のことだが、酒に酔って書くよりはマシだろう。

書き終わるまで赤ワインは我慢しよう。

 

 

何度も書いたかも知れないが、私は今は『ロックンローラー』の編集作業で精神を保っているようなものだ。

終わったら、一体何をすればいいのか未だに定まっていない。

新しい作品を手掛けられるほど、私には才能がない。

どんなに頑張っても、年に一冊、二年に一冊だろう。

私の中には、もう今後は毎日の投稿以外に文章は書けないのではないかという不安もある。

アイディアや書きたいことがないからかも知れない。

結婚生活については、恐らく書かないだろう。

書いてもあまり面白いものになる自信がないし、需要もないだろう。

書きたいことで溢れている人もいるかも知れないが、私は毎日ひねり出しているタイプ。

書くということが習慣化しているだけであって、書きたくてウズウズしているわけでもない。

ただルーティンにしてしまったので、書かねばならない。

それが正直なところだ。

書いて、それを朝アップするということを自分に課したので、夜は寝て、朝は起きるというだけの話。

もしかすると一人くらいは、私の文章を読むことを日課にしてくれている人がいるかも知れない。

早朝から仕事で、仕事前に蓮さんの投稿を見ないと調子が狂うという人がいるかも知れない。

そんな勝手な妄想があって、毎朝アップしている。

よほどのことがない限り、その後二度寝してしまうのだが。

 

 

一月も後半になり、なんとなく霧が晴れてきたような気もする。

来月、再来月、と少しずつ陽が差し込むようになるだろう。

寒さから解放され、春物のコートが着れる日が来るまでもうしばらくの辛抱だ。

打ち合わせがある日曜日までは、もう時間は限られている。

今月は月初から引越しなどバタバタしたけれども、この打ち合わせのために頑張ってきたと言っても過言ではない。

これから赤ワインが飲みたかったが、作業を進めよう。

カマンベールチーズで赤ワインを飲みながら読書をするという極楽を後回しにして。