nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

不幸と呼ばれるわけ

敗因は、ウイスキーお湯割りにあり。

ワインのコルクが空かなくて、仕方なくウイスキーを飲んだ私が馬鹿だった。

お陰で、ただただ睡魔と闘って五時間経過。

なにやっているんだか。

ただ、中途半端な時間に寝たら、朝起きられないというだけの理由。

どうしても五時に投稿をアップしたいのだ。

たとえ、誰もそんなこと望んでいなくとも。

 

 

というわけで、仕事する前にこれを書いてしまうことにした。

今度からそうしよう。

日曜日は、朝から晩まで編集しないと〆切りに間に合わない。

そうすると、土曜日は早く寝なければならないことになる。

最近生活がグチャグチャだが、身体はどうやら元気なようだ。

まだまだイケる!

若くはないが、少しばかりの無理は効く。

よし、ラストスパート頑張ろう!!

 

 

うちの母さんは、私のことを「不幸」と呼ぶ。

そうか?

確かに結婚に失敗し、子供も産まなかったけれども、私は好きなことして生きているのでこう見えて幸せなんですけど。

やはり親としては、お金をある程度持っていて大事にしてくれる人と結婚するのを望んでいるのだろう。

母さんには悪いが、私は結婚できるタイプではないと思っている。

当然のことながら、その分苦労はする。

その苦労は自ら進んでやっていることなので、私としては納得済み。

しかし、傍から見ているともっと楽に生きて欲しいと願うのかも知れない。

私の中には、稼ぐという概念もあまりない。

生活できればそれでいいのだ。

高い服が欲しいわけでもないし、酒と煙草があれば十分でもある。

いつも同じ服を着ていてもあまり気にならない。

というのも私の中で、唯一の余所行きの服が、冬一着、春一着なのだ。

どちらも戴き物である。

しかし、その服を着ている時は、なんだか幸せな気分になることができる。

だからショッピングを楽しむ人の気持ちは痛いほどわかるのだが、私は諦めたのだ。

その金があるなら、出先で一杯のビールともつ煮。

そっちの方が私にとっては重要なことなんだよな。

かといって、人に会うことが多いので、最低限の身だしなみは必要なのだが。

服は沢山持っているよりも、数少ないものに感謝して着る方が、私らしくていいと思っている。

一段落したら、買い物行ってこよう。

確かに母さんから見れば私は不幸なのかも知れない。

しかし、私にとっての幸せを理解するのは一生無理だろう。

死んでも理解できないと思う。

ウチの母さんは、とてもお洒落で、私があまり服を持たないことを怪訝そうな顔で見ている。

私からすると、人生において目的がない母さんは空虚に見える。

そういう面では、母さんにとって私の生き方は羨ましいかも知れない。

結婚していた時も、新品未使用の服を買わなかったし、買ってもらえなかったのだが、古着で満足していることをよく怒られたものだ。

 

「アンタが古着で満足する女だから、男はそれに甘えるのよ!」ってね。

離婚する時も、とにかくアンタが悪いの連発だった。

全く以てその通りだが、今となっては本当にこれで良かったと思っている。

 

 

〆切りが終わったら、本の販売準備に取り掛かる。

図書バーコードや、Amazonへの手配など、やることが沢山あってちょっと泣きそうだ。

これこそ間に合わせなければならないので、大急ぎでやる。

〆切りの次の日は、打ち合わせを兼ねて、仕事仲間の写真家の方と飲みに行く。

彼とは最近、色んな話をさせて頂いているのだが、若いのに私みたいなクズ女を上手く立てて転がしてくれるので居心地が良い。

そして知識人なので、多くを学ばせて頂いている。

今回制作に携わってくれた方々とは、打ち上げを兼ねてできるだけ飲みに行きたいと考えている。

遠方で実現不可な方もいるのだが、関東に住んでいる方なら、半日くらい付き合ってもらいたいと勝手に決めてしまっている。

お相手の方は迷惑かも知れないけどね。