nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

格上、格下と分ける奴

めちゃくちゃ疲れたので、休憩することにした。

週末は徹底的に編集していて、この作業は火曜日まで続く。

火曜日が〆切りなのだ。

たった四時間程度の作業だが、ノンストップで作業したため、ドッと疲労が押し寄せた。

風呂にも入りたいし、洗濯もしたい。

ただ、パソコンから離れると酒を飲んでしまいそうなので、これを書くことにした。

朝から何も食べていないのには理由があって、腹が満たされると集中力を失ってしまいそうだったから。

もう時間がないので、急ピッチで編集に取り組んだ。

どうやら私は明るい部屋では集中できないらしい。

目に悪いことはわかっているのだが、照明を落とし、薄暗い部屋でモニターと格闘していた。

飲み物は、勿論ビールではない。

珈琲で目を覚ましてから、ひたすら牛乳を飲んでいる。

休憩する時があるとすれば、たまに換気扇の下で煙草を吸うくらいだ。

達成感はあるが、まだ終わりではない。

もうひと踏ん張りというところである。

 

 

ところで、世の中には自分の汚点を隠すために人の名前を利用する人がいる。

いちいち怒るのも阿呆らしいので、何も言わない。

けれども、そういう人に限って八方美人だったりするので、どこかでボロは出る。

人の名前を利用するなら、私ならその人に断りを入れる。

もしくは、絶縁する覚悟だな。

ということは、絶縁するつもりで人の名前を利用したと捉えられる。

私は基本的に皆に優しいが、こういうことがあると途端に冷たくなる。

あったはずの愛が白けて、どうでもいい存在と化していく。

卑怯者。

まさにその言葉が相応しいように思う。

あたかも蓮さんしか相談相手がいないような振りをして、あっちにもこっちにも話をしていた。

愚かな私は真剣になってその人の気持ちを汲もうと思考を巡らせていた。

ところが自分が窮地に追い込まれた時、一番利用しやすく、一番怒らせても問題がない人の名前を使うなんてまさに卑怯。

大人としても、男としても、最低だなと思った。

その姿から反省の色が見えるとは、私は思わない。

ただ単にズルいとしか思わない。

これだから、集団に身を置くことは嫌なのだ。

一人の方がよっぽどマシ。

そんなことを考えていると、せっかくここ最近心を入れ替えた私は一体何だったんだ?という気になってくる。

仕事仲間を友達のように大切にしようと思っていた矢先だからだ。

本当のクズってこういう人のことを言うならば、私はまだクズの域に達していない。

少なくとも、根性は腐っていない。

この文章を読んだ方は、私が怒っているように思うかも知れないが、怒る価値もない。

そもそも、愛がなくなった人に対して怒ることはあり得ない。

怒るということは、心のどこかに期待が残っているということ。

ただ、書いておきたかっただけだ。

そして、書くことで気持ちを整理したかった。

ただそれだけに過ぎない。

 

 

結論としては、一緒にいてどんどん卑屈な感情にさせられる人とは距離を置くべきだったと反省している。

私のことを明らかに格下だと思っているからこそ、このようなことになる。

人間を自分より格上、格下と分け、格下の私のことは怒らせても問題ないと見下しているのだ。

なぜそんなヤツに愛を以て接していたかといえば、ファミリーなどと呼ばれていたからだ。

親し気に歩み寄り、騙すつもりはなかったにせよ、人の好意を裏切る人はもう相手にしない。

 

 

ここではネガティブだのポジティブだの、そんな話はどうでもいい。

私の生き方を否定し、世間体を振りかざし、無理難題を突き付ける。

勿論、すっかり自分のことは棚に上げての話だ。

私には目標があって、それに向かって動いているだけ。

ここまで来ると、失望すらない。

落胆もなければ、先ほども述べたが怒りもない。

またしても見抜けなかったことへの自己嫌悪。

結局、一番悪いのは、おかしいなと思いながらもぶった斬ることができなかった自分なのだ。

でも、これで清々した。