nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

ロックで生きる

とある新人賞に『ロックンローラー』を応募した。

それは数日前のことである。

賞なんて私には似合わないとかほざいていたのだが、『ロックンローラー』を書き終えた時、妙な感覚に襲われた。

しかも、周囲の方々から後押しもあって、この度応募したという流れだ。

第一は、恥ずかしながら金である。

ロックじゃないと叱られるかも知れないが、生活費を捻出するのに手っ取り早いのが賞だと思った。

賞に受かれば、自腹で増刷代を払うこともないわけで。

何故か、もしかしたらイケるのではないかという予感もあるわけで。

結果は来年なのだが、楽しみに待とうと思う。

とはいうものの、来年までに増刷しないわけにもいかない。

我が家にはもうほとんど在庫がない。

ありがたいことに、全て売れてしまったのだ。

だから増刷しなければならない。

さて、困った。

かといって、煙草も酒も止められないのだが。

 

 

ところで私はここで人間について語っているつもりだ。

勿論、たまにはロックのことも語りたいけれど、それは私の役目じゃないような気がしている。

小説『ロックンローラー』を読んでくださった方の多くは、ロック好きな方である。

好みはバラバラでも、『ロックンローラー』の文字を見た時に、読まなければならないというような使命感に駆られた方が多いようだ。

そもそも私の日常や頭の中をそのまま書いたらロックを語っていることになるかも知れないが。

でもやっぱり人間を語っていたい。

そしてこの私のことをね。

つまり、偉そうなことは言うつもりはなく、あくまでも日記であることに変わりはない。

ただ、私独自の世界観は表現したいと思っている。

暗かろうが、明るかろうが、独特でありたいのだ。

ストリートスライダーズ聴いてトリスハイボールを飲みながらこれを書いている。

毎日一緒だと窮屈に感じてしまうかも知れないが、たまには蓮’sハウスを人と共有したいという願望がある。

私が流すナンバーと、私がセレクトした酒。

なぜなら決して綺麗なハウスではないが、私が作り出す世界観を共有したくて仕方がないのだ。

かといって、誰でもウェルカムっていうわけにもいかないのが哀しいところ。

というわけで蓮’sBarを閃いたのだが、選曲が難しいしね。

 

 

小説書いて、発売して、皆に読んでもらうことはこの上なくテンションの上がること。

だが、毎日の投稿も悪くない。

今の時代は非常に便利で、写真と文章をセットでアップできる。

私が生まれ変わったら、ボーカリストになりたい。

チバユウスケみたいなボーカルになって、ライブやりたい。

それが今世ではできないから、文章を書くのかも知れない。

一番興味がないのが、文壇とかいうヤツ。

新宿のゴールデン街へ行っても、絶対に文壇バーだけは行かないね。

賞もそれくらい興味の無いことだったのだが、やはり金は欲しい。

なぜなら、私には酒と煙草と飯っていう三点セットが必要だからだ。

かといって、人に使われても直ぐにクビになるし、続かないし、どうすりゃいいんだか。

本気出して頑張ってみても、お前はそっちじゃないよって言われているみたいだ。

私の人生、これから不安がないと言えば嘘になる。

しかし、根拠のない自信もあって、なんとかなるだろうと漠然と考えている。

 

 

散々書いてきたけど、あきらめないヤツには必ず神が味方してくれるって話。

あきらめないとはどういうことかと言うと、とにかくお迎えが来るまで生きるのを止めないということ。

ただその日を生きていれば、きっとなんとかなる。

以前はただ繰り返される日々が怖かったし、先が真っ暗だったけれども、そうじゃなかった。

まぁ、支えてくれる人々のお陰であり、愛してくれる人々がいてこそなんだけどね。

とにかく先は明るいのだと信じよう。

やはり、蓮さんが生きているなら俺らも生きられる!だな。

カツカツで生きるっていうのも、ある意味ロックかも。