イベントがあるのだが、シラフでの参加は禁止とされている。
そりゃ、私は酔っていた方が面白いに決まっている。
というわけで、これからワインを飲むことにする。
夜まで長いから、潰れてしまわないかが心配だ。
コントロールしながら、イベントでは泥酔している計算でかっ飛ばしたいと思っている。
実はこのイベントは小説『ロックンローラー』のイベントである。
数名が集まって、私を中心に『ロックンローラー』を語るという飲み会である。
しかし、よく考えたら酒が飲めるのはたぶん私だけ。
そんなこと私には関係ない。
大いに暴れてこようと思っている。
来週はさほど予定がないので、執筆をコツコツ始めることとする。
まずは、過去の日記を紐解くことから始めようと思っている。
コツコツと書き溜めておいて本当に良かった。
どんな内容なのかは当然言えないが、楽しみにしていて欲しい。
とある写真家の方がいる。
小説『ロックンローラー』の挿入写真を撮ってくれた方なのだがこう言っていた。
「作品創りをやめたら終わりだ」
まさにその通りだと思う。
今までもアマチュアながらに毎年コンスタントに作品を作ってきた。
勿論、これからもそうだ。
若い感性は自分で守らないと、消え失せてしまうような気がする。
だからこそ私はいい歳して安定からは遠ざかった生活を送っている。
残高を見ながら冷や冷やとしている。
なるべくクレジットカードを使わないようにしているのだが、毎月ドカンと引き落としされる。
特に買い物をしているわけではないのだが、ホームページを維持するだけでも金が掛かる。
だからこそ、何者かに追われているように私は作品創りをする。
書き続けてなんぼ、挑戦し続けてなんぼだからだ。
挑戦といっても無謀な真似はもうやらない。
新人賞に応募することくらいだ。
新人賞の獲得と、海外出版がダブルで上手く行けば、その先は順調に行きそうだが、こればかりは全くまだわからない。
チャールズブコウスキーも言っているが、とにかく諦めないことである。
たまに蓮さんは人生設計ができていて凄い、などと言われる。
しかし、私に残された道は限られているというだけに過ぎない。
前にも書いたが、自分の運の流れを把握しておくことは極めて重要だと思っている。
地獄の三年間を抜け、ようやく光が見えてきた段階である。
ただ、自分が置かれているのが地獄だと知っているのとそうじゃないのとではまるで差が出ると思っている。
あくまでも私の場合だが、来年からは一気に上がると思い込んでいる。
だからカツカツの生活を送っているにも関わらず、余裕ぶっこいていられるのだ。
なんとか今年を乗り越えれば、きっと道は拓ける。
冬越えさえできれば問題はないと思っているが、あと半年以上ある。
地獄の時に始めたことは地獄のうちに終わるようにできている。
それは仕事も恋愛もそうである。
暗闇の中では自分だけを信じて、空振りしようが、やり続けるしかないのだが。
地獄に突入するまでは好調だったことも、坂道を転げ落ちるようになる。
しかし、太陽は必ず昇るし、雨は止む。
抜け出したら一気に走ればいいのである。
地獄で経験したことを財産として、私の場合はネタにしてしまえばいいのだ。
信じる信じないは別だが、宇宙との対話も重要な気がしている。
宇宙から差し出されたものを全力で受け止めればいいだけの話。
さほど難しいことではない。
最初は戸惑ったとしても、宇宙が喜ぶことを肌身で感じていると、導かれるような気がする。
そこに必要なのは「自覚」だと思っている。
もっと言うならば「責任」である。
出会いもそう、仕事もそう、宇宙からの贈り物に逆らわない方が、人生はスムーズに行くだろう。
そこまでわかれば、あとは自分のアンテナと相談して、思うがままに生きれば良いのではないだろうか?
自分のことは自分で決めればいい、そう思っている。