nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

私は根無し草

まだ疲れが取れないが、元気は元気。

母さんからあれ以来連絡が来ないので、母さんも相当お疲れと見た。

だらしない私に対して異常にしっかり者の母さんは、相当イライラしたことだろう。

まぁ、北海道と埼玉県とで離れているので丁度いいのかも知れない。

今回の旅行で、同居は無理だなとハッキリわかった。

父さんのことを一切否定しなかった私に対しても、怒りを覚えているように見えた。

だって、父さんは私にとっては大事な父さんだからね。

 

 

外は猛暑。

部屋の中はそうでもないが、陽の当たるトイレはとてつもなく暑い。

外に出なくても外の様子がわかるようで、夕方になってから用事を足した。

それまでの間、事務仕事をしたり筋トレをしたりしていた。

疲れた身体に鞭を打って筋トレしたので、クタクタである。

自宅でビールを飲むのを止めたのでトリスハイボールを飲むしかないのだが、先にこれを書いてしまうことにした。

夜は遅くまで起きていられそうにないからね。

 

 

最初からわかっていたことではあるが親に理解を求めるのはかなり難しい。

ちょっぴり切ない気持ちもあるのだが、親を頼るなんて死んだ方がマシみたいな気持ちがあるのも事実。

たまに服を買ってもらったり、豪華な食事を食べさせてもらったりするのは良しとしても、私の人生は自分で切り拓いて行くしかない。

幸い一人なので、誰にも止められることなくどこへでも行ける。

やっぱり埼玉のこのアパートをしばらくそのままにして、出稼ぎへ行くしかないかも知れない。

夏はどこにいても暑いから、どこへ行ってもいい。

せっかくなら海の傍で、美味しい魚を食べながら生活したいものだ。

短期間だとしてもね。

勿論、ノートパソコンは持参して行くので日々の投稿は止めないし、随時その日のことを配信し続ける。

新作の執筆活動も労働の傍らやって行きたいと思っている。

諸々、面倒臭い問題も抱えているのは事実なのだが、楽天的なので何とかなると思っている。

汗水垂らして働くことで、より一層運を手繰り寄せられればいい。

来年のことは来年になってみなければわからない。

とにかく私としては、年内を乗り切らなければ何も始まらない。

日焼けしたくないし、本当は身体も動かしたくないのだが、もうそういうことは言わないようにする。

仕事を選ばなければ、何でもあるでしょ。

正式に仕事が決まったら、久々に美容室へ行ってこようと思っている。

それまではこのボサボサヘアで我慢かな。

七月一日にインスタライブがあるので、それまでにはなんとかしたい。

 

 

結婚していた時も、夫婦って他人なんだなと強く感じた。

両親と再会を果たしても、似たような感覚に陥った。

だったら最初から一人の方が、断然気楽だよなという風に思った。

元来、私は根無し草。

日本ならどこへ行っても大差はないと思っている。

勿論、埼玉県は人目を気にせずに済むので楽だし、海が無いことを除いては非常に住み易い。

この四年間で、友達もできた。

友になかなか会えなくなるのは寂しいが、自分の生活は自分で守るしかない。

一応ここはオフィスとしているので、しばらくはこのまま家賃を払って居場所を確保しておくが、他県での暮らしに慣れたら移住することも考えている。

幸い私の魂は沖縄と北海道にあるのだが、母さんに訊いたら沖縄の祖母の三十三回忌は行きたくないそうだ。

法事じゃなければ付き合ってもいいけど…と言っていた。

私は墓参りがしたかっただけなのだが、それは生きている者の自己満足でしかないと言われれば、そうなのかなぁと考えてしまった。

石を拝んで何になるの?

そう言っていたので、母さんという人間は誰よりも繊細で優しい人なのか、はたまた、そうでもないのかわからなくなった。

そう考えると、近場で墓参りができる人が羨ましい。

仕方がないから沖縄へも一人で行こう、そう決めた次第だ。