前日より疲れがなく体調が良かったので、念願のイオンへ行ってきた。
あまりの安さに驚き、三日分程度の食糧品を買い占めた。
ワインも買ったのにお会計が二千円行かなかった。
なんという安さ。
豆腐、納豆、めかぶ、ささみ、サラダなどを買ってリュックに詰め、重たい想いで帰宅した。
夜はあまり食べたくないのだが、空腹になると眠れないのである程度食べるようにしている。
しかも、何も食べなかったら、翌朝腹が減って仕方がないからだ。
ワインはトップバリュー製品のものを買った。
数百円のものだが、品質は悪くなくて飲み易かった。
あれ?禁酒はどこへ行ったのやら。
グラスに一杯くらいなら、飲んだ方が調子がいいみたいだ。
社食ではウナギの蒲焼が出た。
実は本来私はこの日は休日だったのだが、ウナギが食べたいばかりにシフトを入れてもらったのである。
大正解だった。
めちゃめちゃ美味かった!
イオンでウナギを見ると、お高いのね。
社食だからたった二百五十円でウナギが食べられたことに感動。
本当に良かった。
身体が疲れているせいか、もっとウナギが食べたいし、焼肉を食べに行きたい!
イオンでカルビやタンやホルモンを見たのだが、自宅に一人で焼肉するのも虚しいよなと思ったので買わなかった。
最寄り駅前に七輪焼肉があったのだが、給料日まで待とうかなという感じだ。
七輪焼肉に行かなかったのは翌日も仕事だったからだ。
土曜日の夜なら行きたいけど、一人で行くのもなぁ。
迷いどころだ。
こんなエピソードがある。
誰とは言いたくないが、以前三年間ほど一緒に暮らしていた元旦那が焼肉屋へ行ってもビールを飲ませてくれなかったことがある。
結果的にお別れしたのだが、何故あれほどまでにケチだったのだろうかと考える。
ウナギで思い出すのが、元旦那と姑と三人で義父の墓参りに行った帰りの出来事だ。
めちゃくちゃ暑い日で、エアコンの効かないジムニーの中でゆでだこになりそうになっていた。
和食レストランに着いて、やっと冷房に当たることができた私たちはメニュー表を見ていた。
元旦那と姑は、すかさずこう言ったのだ。
「私、うな重!」
「あ、俺もうな重!」
そう来たら私もうな重を頼んでオッケーでしょう。
ところが私がうな重と言ったらこう言われた。
「なんでお前まで高いの頼むの?」
「え?私はうな重食べたらダメなの???」
結局、私はぶっかけ蕎麦を食べたという話。
私の統計から言わせてもらうならば、ケチな男はフラれる傾向が強いということだ。
逆に少々欠点があっても、太っ腹だと許せてしまうものである。
あくまでも個人的な意見だが、金というのは切っても切り離せないものだと思う。
あまりにもケチだと、同棲や結婚の対象から外れる。
きっと窮屈な生活を余儀なくされると思うからだ。
それならば、自分で働いて、なんとか遣り繰りしている方がマシだと思ってしまう。
ケチで、フラれない男は稀なのではないだろうか。
重ね重ね、あくまでも私個人的な意見だが、寿司食べに行って日本酒を飲ませない男や焼肉でビールNGな男は私と付き合う必要がない。
何故なら、寿司屋や焼肉屋へ行く意味がないからだ。
行ってもつまらないし、それだったらラーメン屋でいいやと思う。
ただし、私のことが好きな男であれば、ラーメン屋で瓶ビールを頼んでくれる。
その差はデカいと思う。
ラーメン屋で瓶ビールを飲む人の気持ちがわからない人もいるだろう。
ラーメンが出てくるのを待っている間に飲むのが瓶ビール。
そして、残った半分は、ラーメンを啜りながら飲むものである。
寿司屋や焼肉屋も同様だ。
ケチな人って自分の財布の中身や貯金残高しか考えていないのかも知れない。
困っている人がいても、ほぼ助けないようだ。
少なからず、助ける人を選んでいるようだ。
ケチな男を見ていると、信用されていないのだと思ってしまう。
果たして、誰に対してもケチなのだろうか?