nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

最高のパフォーマンス

ホームページ制作を行っていたら、一本の電話が鳴った。

勤め先の担当者からだった。

 

「お仕事順調ですか?何かお困りのことはないですか?」

 

キター-------!!!

こちらとしては大人しく忍耐していたつもりだが、向こうからチャンスが舞い込んできた。

そして私はハッキリと胸のうちを明かした。

 

「楽しく働かせて頂いております。一点だけ、シフトの件なのですが今のままでは生活が成り立たないのです。増やして頂くことは可能でしょうか?」

 

「そうなんですね、かしこまりました。責任者にその旨をお伝えさせて頂きます。お人柄が素晴らしく、今後も一緒に働いて行きたいとのことでしたので是非頑張ってください。期待値があまりにも大きく、厳しくしてしまっているとは仰っていましたよ。暑いですが、頑張りましょう!」

 

「シフトさえ増やして頂ければ、私も是非続けたいと思っております。何卒宜しくお願い申し上げます」

 

「お伝えさせて頂きます!」

 

どうやらこれで問題は解決しそうだ。

今月はいい、来月から増やして欲しいと伝えた。

何故なら、来月のシフトはこれから作ることを知っているからだ。

天はやはり私を見捨てなかった。

ちゃんと見てくれていた。

しかも、職場の先輩スタッフの方々もちゃんと私を評価してくれているようだ。

安心した。

このまま頑張っていれば、きっと報われる日が来るだろう。

先日も書いたが、プロフェッショナルな仕事を身に付ければどこへ行っても通用するに違いない。

最初から楽な職場に慣れてしまってはどこへ行っても辛かろう。

何度も言うが、修行だと思って乗り越えれば、どこへ行っても楽に感じることができるはずだ。

 

 

チャンスが向こうからやってきた時は、こっちのものだ。

世の中っていうのは、勝手に動いてくれる時がある。

今回の電話では、それを強く感じることができた。

また、運命とは一緒にいる人で変わってくるもの。

だからこそ、波長の合う仲間を大事にすることが大切。

時に、お互いが強く引っ張り合うのが運命である。

お互いに気持ちが強ければ強いほど、糸はピンと伸びる。

自分にとっては合わないなと思う人と一緒にいれば、間違った方向に糸は引っ張られてしまう。

そういった意味で、周りにいる人は慎重に選ぶ必要があるのかも知れない。

 

 

恐らく、私が働くリハビリセンターのスタッフとは波長が合うのだろう。

お互いに引き合い、糸がピンと伸びている感覚を感じる。

担当者からの電話で、更にそれを痛感した。

私って必要とされているんだ、だったらもっともっともっと頑張ろう。

そう思うことができた。

来月からはシフトも増えて、生活も安定することだろう。

それなら文句なしだ。

何より既に、利用者さんの中で私はプチ人気者。

貴重な女性スタッフなので、頼られる存在になっている。

つまり、私はある意味居場所を見つけたことに他ならない。

ただし、常に終わりを意識している。

ステップアップの時期は必ず来る。

出会いがあれば、お別れのタイミングもある。

ゴールがあるから、それに向かって一目散に走ることができる。

ゴールとは、スタートと同意。

ゴールするということは、また新天地でスタートを切るということでもある。

入ったばかりだが、短い期間になるだろうとは思っている。

だから凝縮させて、日々を送る必要がある。

確かにこのまま定年まで続けることも可能。

しかし、やるからにはスペシャリスト、プロフェッショナル。

少ないシフトの中で完璧を目指して努力するということは、毎日出勤するよりハードルの高いことかも知れない。

自宅で筋トレして、早寝早起きすることかな。

まるでスポーツ選手。

出番が来た時に最高のパフォーマンスができるように、着々と準備。

泥水に咲いた蓮の花は、人々を魅了することができる。

蓮の花は泥水にしか咲かないのだけれど。