nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

自分は変えられる

友人と新宿で待ち合わせたのだが、ちょっとしたハプニングがあって小田急線に乗って友人を迎えに行った。

見知らぬ土地へ行くことは、楽しかった。

友人はとんだ災難だった。

けれども、気を取り直して新宿へ向かい、焼肉を食べてきた。

肉がとても美味しい店だった。

私はビールの後、赤ワインをひたすら飲んでいた。

喫煙所で煙草を吸ったら、酔いが一気に回った。

その後、友人が甘いものを食べたいと言うのでパフェを食べに行った。

私がパフェを食べるなんて何十年振りのことだろうか。

少々高かったが、非常に美味しかった。

帰りの電車の中に傘を忘れたと気づいた時には、もう最寄り駅の改札を出ていた。

小雨が降る中、足早に帰宅してこれを書いている。

珍しく無音の部屋の中。

時間が遅いので集中して書きたいからだ。

若干眠たいのだが、気合いを入れて書こう。

 

 

新宿は思ったより人混みではなかった。

コロナの影響なのかお盆明けの影響なのかわからないが、人がまばらだったように感じた。

さすが新宿、私が入ってみたいお店が立ち並んでいた。

南口から出て、東口へ向かった。

アルタ前で待ち合わせすることが多い私にとっては、馴染みの風景だったが、普段は新宿三丁目へ行くことがほとんど。

新宿駅東口は、半年ぶりくらいだろうか。

焼肉屋へ向かう途中、歌舞伎町を通った。

しかし、どんなに金があっても歌舞伎町に店を出すのは違うよなと思った。

もっともっと寂れた街が私には似合うような気がした。

つまりそれは東京ではないよな、と思ったのだ。

どこかはわからないが、場末のスナック的な店がベスト。

東京は遊びに来るところだよな~、なんて思いながら歌舞伎町を歩いていた。

 

 

一つ興味深い話があったので綴っておこう。

 

「蓮さん、何でも人に合せていたらお目当ての人に出会えないわよ!」

 

というのも、自分はこういう人間だというのを明確に持っていた方がそんな自分に見合った人に出会いやすいのだとか。

なるほど、そうかも知れないと思った。

私は行列のできる店に並ぶのは好きではないし、面倒臭いから他の空いている店に入ってしまうタイプ。

ところが、好きな人がどうしてもその店で食べたいものがあると言われたら合わせてしまうという話をしたのだ。

 

「本当は嫌なのに、人に合わせて我慢するのは良くないよ!」

 

私としては、好きな人のためなら苦痛ではないというだけの話。

しかし、友人の言っていることは私にもわかる気がした。

確固たる自分を持っていないと、引き寄せが上手く行かないのだろう。

とはいうものの、私はこう見えて我が儘である。

我が儘と、自分を持っているのは違うのかも知れない。

ただ、人に合わせる自分が嫌いではないという事実もある。

かといって、合わせてばかりいたらダメなんだと気づかされた。

言われてみて、合点が行った。

確かに私は人に合わせるのがクセになっているかも知れない。

もしかしたらそんな自分を客観的に見て、優しいなどと勘違いしていたのかも。

だとしたら実にお恥ずかしい話。

自分を改めなきゃなぁ~とちょっぴり反省した。

そして、自分で思っている以上にもっともっと我が儘になってもいいのかも知れないなとも思った。

私は○○がしたい、これは嫌だ、あれも嫌だ、○○へ行きたいなど、相手の人へ積極的に自己アピールするくらいで丁度いいのでは?

 

「もし相手が自分のために我慢していたと思ったら嫌でしょう?」

 

確かに、確かに!

嫌なら嫌って言ってくれればいいのにと思うよな。

私としては良かれと思って合わせていたことも、相手の立場に立って考えたら逆効果ということだ。

この手の話が聴けただけでも、本当に良かった。

自分を変えることで、引き寄せる運命が変わる。

そこまで思ってしまった。

相手は変えられないが、自分を変えるのは意識一つだから。