人前で話す勇気など問題ではない。
肝心なのは自分の意見を持っているかどうかだ。
話す必要などない。
内に秘めていたっていい。
ブレない確固たる自分というものを持っているかどうかが重要だと思っている。
私の場合は、自己主張が強すぎると思う人がいるかも知れない。
しかし、これくらい自分を持っているくらいで丁度いいのではないかとすら感じている。
よく、こういうことを言われる。
「フォロワーを増やした方がいい」
ん?果たしてそうだろうか?
正直に言うと、私にはあまりその欲がない。
勿論増えてくれたら嬉しい。
しかし、数より質じゃね?
それが正直なところ。
蓮さんはビジネスをやっていると言う人がいるけれど、私は自身の著書が広まってくれればそれでいい。
いやいや蓮さん、それがビジネスなんだよ!
そう言われることもあるが、私はビジネスをやっているつもりは更々ない。
作品を通じて、私のことを知ってくれたらそれは最高だ。
SNSを散々やってきたが、これ以上も以下もなく、こんなもんだろうという感触がある。
バカバカ売れればいいってものでもなく、かといって売れなくていいという問題でもない。
無名の人間としては貢献していると思う。
五千人フォロワーが増えようが、一万人増えようが大したことはないと諦観してしまっている。
勿論仲のいいフォロワーさんはできるだろう。
しかし、私が抱えられる人間の数なんてたかが知れている。
やはり、新人賞を取って注目を浴びるしかない。
そうなった時のことを私は今から想像している。
どんな仕事が待っているかは知らないが、今この瞬間はめちゃくちゃ楽しいひと時なのではないだろうか?
投稿に対してコメントなど戴いてお返事ができる喜び。
そういうことは決して忘れてはならない。
何度も言うが、大勢の方に売れればいいという問題ではない。
大事なことは、リスペクトだと思う。
私が書くことにリスペクトしてくれる人がいるかいないか。
極端に言えば、数は少なくとも密度が濃ければある意味満足感は得られると思っている。
もっと分かりやすく説明しようか?
SNSで無名の作家がミリオンセラーなどあり得ない話なのだ。
私の目標は、人々の日常に溶け込むこと。
朝起きたら蓮さんの投稿を読んで仕事へ行こうと思ってもらうこと。
電車の中、休憩時、帰宅後の楽しみ、そんな存在を目指している。
だから、フォロワーさんは多かろうが少なかろうが大した問題ではない。
それより重要視しているのは、定着率だ。
そんなものは当然ながら私にはわからない。
だけど実感として、一年前よりは期待値は上がったような気がする。
万人から好かれるタイプじゃないことは百も承知。
中には私のことが大嫌いだという人もいるだろう。
それでいいのだ。
数より熱量。
圧倒的な支持が私の救いになる。
儲けたい、売れたいという概念は無いに等しい。
だから介護職で汗を流し、生活を支えている。
私が欲しいのは、爆発である。
『ロックンローラー』も『破壊から再生へ』も人の目に留まることさえあれば爆発するマグマであると思っている。
オファーなどがもらえるようになった時、好き勝手やれるSNSはオアシス的存在になるのか?
はたまた、規制があって辞めなければならなくなるのか?
いずれにしても、今を楽しむしかない。
しかし私が思うにはSNSって結局幻なのかも知れない。
何かを掴みたくても掴めない。
そんな中で少しでも一体感を感じることができるのは、特別以外の何ものでもない。
職場でSNSをやっているのは私だけ。
それについては考えさせられた。
しかし、職場の皆が知らない楽しみを私だけが知っていると思えば嬉しい気持ちになる。
同時に、何食わぬ顔で平和に生きる職場の仲間達のことをちょっぴり羨ましく思ったりもした。
結論としては、SNSに頼ってはならないということかな。