雨が上がって気温が上昇したようだ。
家の中は寒かったのでジャケットの上にロングカーディガンを羽織って行ったら、めちゃくちゃ暑かった。
ランチしたかったが、時間がないのでコンビニのおにぎりで空腹を凌いだ。
それにしても表参道は遠い。
しかし、私は表参道は思い出の街。
こんなに美しい街はなかなかないと思っている。
買い物できるほど財布の中身に余裕はないが、街を歩くだけで満たされる。
表参道は私にとってそんな街。
何故表参道へ行ったかというと、『プレゼンテーション大会』が開催されたので見に行ったのだ。
青年達が、独自のプレゼンテーションスキルを披露する、そんなイベントだ。
私は人前でプレゼンテーションする機会はほぼないのだが、たまにズームなどで講師を務めることがある。
橋岡蓮のブラック恋愛というものだ。
恋愛とは、ドロドロしたものである。
私はとことん泥沼にハマった経験もあり、醜い部分も多々持ち合わせている。
そんなブラック恋愛について語る会というものがある。
26日20時から予定している。
ズームで行うが、抵抗なく参加してくださる方は私にDMなど送って欲しい。
そんなこともあってプレゼンテーションスキルを磨きたい気持ちを持っているということだ。
勿論、インスタライブでも応用できる。
人前に出るといえばそのくらいかな。
私は基本的に遊びでは何もしない。
やることは全てガチでやる。
研究もするし、勉強もする。
日々の投稿だって、決して遊びではない。
私としては真剣そのものなのだ。
そんな私の姿を見て、ストイックですねと言われたりすることがある。
その反面遊び下手でもある。
何でもガチだから、趣味がない。
最近では、音楽を聴くことすらガチだ。
本を読むことが辛うじて趣味と言えるかも知れないが、一言一句しっかり読むので、やはりガチかも知れない。
プレゼンテーション大会では、めちゃくちゃ楽しむことができた。
会場に着いたら友人がいたので、階下にあるカフェでアラビアータを食べた。
開場ギリギリだったので急いで食べたが美味しかった。
いよいよ始まったプレゼンテーション大会では、青年達のプレゼンを楽しむことができた。
私個人的には、起業家のプレゼンよりも「個人」のプレゼンの方が面白かった。
起業家はスケールのデカい「志」のプレゼンをするのに対し、個人のプレゼンは嫌味がなくすんなりと胸に響くものがあった。
一見するととても地味だが、説得力があったように思う。
私がもし「志」についてプレゼンするとしたら、こう言うだろう。
あっちにぶつかりこっちにぶつかり体当たりの泥臭い人生の果てに得たものがある。
天が「書く」という使命を授けてくれたのだ。
その使命に感謝し、自分の道を信じた私は、文章によって人々に楽しみをもたらすという志を掲げていると。
そのように説明すると思う。
私の場合は一生書き続ける約束を天としているので、諦めるという概念がない。
趣味と仕事の区別もない。
売れる売れないの問題でもない。
書き続ける姿を見て欲しいだけである。
個人的にはこう思う。
書いても書いても納得が行かないものだ。
私は死ぬまでその葛藤を抱き続けることだろう。
しかし、死ぬまでに一度くらい「手応え」というものが欲しいとは思っている。
書くということは、評価の対象にはなりにくいもの。
何を以て達成感を得るのかが難しいものである。
気の遠くなるような作業を貫く覚悟を決められるのは、何も持たない私に天が授けてくれたことに対する感謝があるからだろう。
このプレゼンテーション大会の閉会式を締めくくったのはこういう言葉だった。
「諦めない心が極めて重要である」
それなら大丈夫だと、自分を叱咤激励して会場を後にした。
志のプレゼンテーション、自分にも関係があるのではないかと思って参加して本当に良かった。
いつか私の志も発表してみたいものである。