nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

自らを守り抜く強さ

どうやら痛み止めが効いていたようだ。

飲めば飲むほど効果があるようで、激痛からは解放された。

その代わり、酒を飲んでいない。

先ほどコンビニへ行った。

酒コーナーの前でしばらく悩んだが、何も手に取らず、タバコワンカートンと、食べ物を少々買って帰ってきた。

偉すぎる!!!

実に偉い!!!

トリスハイボール缶でも買えば良かったかも知れない。

しかし、多くの方に心配を掛けていることや、職場に迷惑を掛けていることを考えた時に踏みとどまった。

やはり飲んじゃいかんよなと。

我が家には日本酒のワンカップがある。

友達から戴いたものだ。

台所に置いてあるので、いつでも飲むことが可能なのだが飲んでいない。

やっぱ偉すぎる!!!

と云うのも、入院していた時を除けば、私は禁酒なんてしたことがない。

以前肉離れをした時だって、結局毎晩飲んでいたしなぁ。

酒を飲んでいないのに先ほどから睡魔に襲われるのは副作用か?

仕方がないのでコーヒーを飲みながらこれを書いている。

 

 

PANTA&HALを久々に聴いている。

思考を変える。

休みの間何をしようではなく、治ったら何がしたいかを考えることにした。

休むということに抵抗がある人は、私が数日間家にいることに違和感を覚えるようだ。

からしたら、何もしなくても一週間くらいあっという間に過ぎる。

一冊本が読めれば御の字だと思っている。

休みの間、何するの?と訊かれることもあるが、曖昧な返事しかしていない。

来週からまた忙しい日々が続くと思えば、休めるのは今のうちだからな。

そもそも静養するための休日に、何かしなければならないということはない。

だから治ったら何がしたいかを考えた方がいいだろう。

私にとってしたいことは何なのかと考えた時、利用者さんの入浴介助と校正の仕事だった。

入浴介助は限られた時間の中で行うが、極力会話をすることに努めている。

利用者さんにお風呂が一番幸せと思ってもらえるように心掛けている。

また、これまたご縁があって、今月の後半に校正のお仕事を戴いた。

来月からはそちらの仕事に力を入れたいと思っている。

こんなに嬉しいことがあってもいいのだろうか。

つまり、休み明けはとても充実した日々が待っているということだ。

 

 

冷めることと許すことは似ているような気がする。

熱いうちは許すも許さないもない。

何を言われようが何をされようが、気にもならないものだ。

しかし、ひょんなことがきっかけとなって、熱が冷める瞬間がある。

もうどうでもいいやと思いながら、時間が経つと、まいっかなどと考え直し許してしまう。

ところが、許そうと思っている時点でこう気づくのだ。

 

「あ、私って冷めているんだな」ってね。

 

もうね、ここまで来ると、何を言われようが何をされようがイマイチ気に入らない。

とっくに終わっているのだが、ぶった斬るのも面倒臭かったりする。

そういう時、何故か新しい出会いに恵まれたりする。

だから人生って良いことと悪いことが絡み合っているのだ。

友達もそう言っていた。

人生はバランスだとね。

 

 

話を戻すが、怪我が治ったら新しい出会いにも期待だ。

一度上手く行かなかった人とは、たとえ合う部分があったとしても合わない部分があるわけで。

それが考え方や性格だったら致命的なわけで。

許してやり直すのも実に億劫で面倒臭いことでもある。

ね?冷めているでしょう?

新しいもの好きでは決してないが、せっかくの大らかな心はきっとワクワクする方向に向いている。

常に満面の笑みでいたい私としては、冷めてる人を許して不満気な顔をしているのは勿体無い。

堂々と生きるには、自分の心を健全に保つ必要がある。

ピュアさに欠かせないものは、努力と知恵だ。

汚されまいと自らを守り抜く強さ。

それは「知識」ではないだろうな。