アップダウンが激しいのは、高すぎるハードルのせい。
冷蔵庫の中にある角ハイボールを飲もうかどうしようか迷っているところだ。
三月から爆発するためには力を蓄える必要があるが、寝ているわけにはいかない。
気分を高めるためにモッズを聴いている。
スポーツ選手もそうだ。
本番までの間、休むことなく自主トレに励み、自分のテーマソングを鳴らし、精神の集中を図る。
私はスポーツ選手ではないが、ある意味アスリートである。
最近あまり言わなくなったが、日々の投稿は練習。
ロックを聴くのは、モチベーション維持。
三月まであと一ヶ月と少しあるわけだ。
少しずつペースを上げていくにはまだ早い。
今はとにかく決められたルーティンをこなし、少しでも前に進むこと。
僅かなプラスしか出せなくても、マイナスを出さないこと。
それが一番大事なことのように思う。
マイナスを出すと回復するのも大変だし、メンタルのバランスも維持できなくなる。
ここ数年ずっと続いている不調の中で、唯一私が守ってきたことはルーティンを欠かさないということだ。
それでなんとかマイナスは出さずに済んだ。
問題はこの一ヶ月半の使い方だ。
『がまんするんだ、ここで諦めちゃ奴らの思うつぼ』
そうそう、とにかく我慢だ。
何をやっても上手く行かないけれども、我慢、辛抱だ。
金を使わないようにしようと思っていたが、使うところには使わなくちゃ。
そして運を手繰り寄せる。
お膳立てしてくれたように、春には予定が入り始めている。
あれ?
去年の今頃は離婚したばかりで、引っ越しの片付けでもしていた。
あれから一年、一つ褒めることがあるとしたら、よく生き延びたということだ。
金もないのに作品『ロックンローラー』を発表したんだからな。
そう、だから、くよくよしたって仕方ない。
さぁ、できることを地道にやっていこう。
何がプレッシャーなのかって、この一ヶ月半で作品をある程度のところまで仕上げると決めてしまったからだ。
毎日投稿を書いているように、毎日これだけと決めてしまえばいい。
一気にやろうとするから上手く行かないのさ。
毎日二千文字、三千文字。
それならなんだかできそうな気もする。
もう有名作家のエッセイなど読まないぞ。
なぜなら飲みに行って帰ってきてサラサラッと書いてしまうのが短編小説などと書いてあるからだ。
私にはそんなことできない。
先日も書いたように、人と比べてはならない。
自分の過去と比較して、自己ベスト更新を続ければいい。
来月中にある程度新作の原稿ができ上がっていなければ、三月に旅行へ行けないと言い聞かせればいい。
予想だが、三月、四月はあっという間に過ぎる。
ヤバいよ、やはり今月と来月は作品づくりをしてしまわないと。
八方塞がりの時は孤独を感じやすい。
しかし、ここを乗り越えれば仲間が待っている。
イメージで乗り越えるのが最強だ。
何を着て旅立つかまで鮮明なイメージができればいい。
空港までのバスの中で流すBGMまで決めてしまう。
なんなら現地で行く店まで決める。
飛行機のチケットを取っていないのに。
陽はまだ沈まない。
まだまだ大丈夫、やっぱり私はやれると思い込む。
既成概念なんて崩せ!
崩せ!崩せ!崩せ!
文章などを書いている人は、永久に一人作業。
仮に素敵なパートナーがいても、ある種の孤独感は付き物かも知れない。
この世に一人ではないとしても、作業するのは一人。
闇の中で始めたことは、闇の中に死す。
それは鉄則だ。
光が差し込んだ時にことを成したら、半永久的に不滅だ。
だから今は何も始めない。
むしろ、終わらせる作業が大切かも知れない。
消えて行った人が大勢いる中で、光と共に現る人もいるってことさ。