nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

星の見えない夜空

仕事を終えてまたプロントにいる。

たまには栄養のあるものを食べようと厚切りハムを頼んだが、これって栄養あんのか?

よくわからん。

めちゃくちゃ腹減ったのでいつものようにナポリタンを注文しようと思ったのだが、背後のカウンターにスタイリッシュな女の人がいて、白ワインとハムみたいなものを食べていた。

やっぱ綺麗な人はこんな時間にナポリタンなんて食べないよな、なんて思ったのだ。

吉野家で牛丼食べるか迷っていたのだが、煙草は吸えないし、酒もない。

だから、いつも通りプロントに寄った。

スマホの充電がないので、サクサク書いてしまおう。

 

 

やはり仕事後のハイボールは沁みる。

業務中、充電がなかったから真っ直ぐ帰ろうかと思ったが、自宅でコンビニ飯を食べるのが何となく嫌だった。

もうね、家は帰って寝るだけでいいのである。

パソコンと化粧品を持参するようになったら、家に帰らないかも知れない。

会社の目の前にラブホがあるのだが、あれがビジネスホテルだったら、週一で泊まっていたかも知れない。

それくらいの勢いで、家に帰りたくない。

片付けたら、少しは居心地が良くなるのだろうか。

 

 

ところで遂に二十日は会社の会議だ。

私の時給が幾らで、所属部署がどこになるのか話し合われる。

四月からどのような仕事が待っているのだろうか。

めちゃくちゃ楽しみだ。

近いうちに結果を報告させて頂くことになる。

今の私の気持ちは、与えられた仕事に全力投球するのみである。

体力的に少しは楽になればいいのだが、そればかりは慣れも影響するからなんとも言えない。

とにかく、今月はまだ終わっていない。

今の仕事に全力で体当たりするのみだ。

なんでもそうだが、一歩一歩だ。

 

 

そもそも、私みたいなヤツが出世できる世の中になったなんて、捨てたもんじゃないかもよ。

私みたいなヤツは、弾かれる世の中だった。

やる気のない、おべんちゃら野郎が隣で出世する世の中だったでしょう?

今に見てろよ!

って言い続けてきたけど、まさかこんなに早く認めてくれるような会社に出会えるとは思っていなかった。

いやいや、会議終わってからそういうことは書けよ!

そうだそうだ!

気が早いんだってば。

あたかも出世した前提で書いてるけど、まだまだわからないじゃないか?!

私ってこういう早とちりなところ、良くないよ!

まるで人生の成功者みたいな物言い。

だから、時には叩かれちゃうんだよ。

わかってる、わかってるってば!

はい、二十日の会議が終わらないと何もわからんね。

 

 

ただ、私はマイナス思考ではない。

万が一を考えない。

成功イメージしか描かない。

そうやって四十年以上生きてきた。

今更、変えられない。

だから、給料が下がったらどうしようなんて考えない。

仕事がなかったらなんて思わない。

当然だが、保険なんて掛けない。

むしろ、片っ端から逃げ道を潰す。

そうやって運を手繰り寄せるのだ。

一か八かの大決戦に出るのが好きだし、多少のグラつきはあった方がいい。

 

 

てか言ったっけ?

旅先でも星空を見なかったって。

東京の星の見えない夜空を見上げて思うことがある。

九州で出会った方が星になった。

私に会う運命だったのかな?

最期の最期に、こんなクレイジーな女に出会って、幸せだったのだろうか?

何かに引き寄せられるように行ったのだが、そのためだったのかもね。

星の見えない空を眺め、また私は『ここ』で突っ走る。