nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

書かなくていい日

整骨院スペシャルケアをしてもらった後、向いの焼鳥屋で日替わり定食を食べ、酒と煙草を買って帰宅した。

本日の定食はチキン南蛮だった。

小松菜のお浸し、冷奴、味噌汁、ご飯、山盛りキャベツの千切りが付いて六百五十円だった。

肝心のチキン南蛮のお味はまぁまぁだったが、たった六百五十円でこれだけの栄養が摂れるのは嬉しい。

あまりにも満腹だったので眠たくなってしまったが、これを書くために布団の上から無理矢理起き上がった。

だが、眠たいということは脳の働きが停止しているのでネタが浮かばない。

仕方がないから角ハイボールをプシュっと開けスワロウテイルの『あいのうた』をリピートしながら誰もいない部屋で久々に歌った。

その後、調子に乗った私はチェッカーズの『Room』を歌ったらカラオケに行きたくなった。

浜崎あゆみとか宇多田ヒカルとか聴いてみたけど、キーが合わなくていまいち歌えない。

宇多田ヒカルの『For you』を三回歌ったら血管が切れそうだった。

ARBとかを歌ったところで誰も知らない。

結局B'zに落ち着くのだった。

LADY-GO-ROUND』と『熱き鼓動の果て』を五回ずつ歌って、一人カラオケショータイムは終了した。

もしかしたら近所迷惑だったかも知れない。

 

 

なんでこんなことをしているかと云うと、職場の皆でカラオケに行った時、何も歌わないのも何となくシラケるからだ。

きっと、飲みに行く前から橋岡さんって何歌うんだろう?と期待されているはずだ。

いい歳こいて恥ずかしいとも言っていられない。

かといって、最近の曲は知らない。

オバサンは必死なのである。

昔の曲でも皆が知っていて、自分が歌えて、盛り上がる曲。

やっぱ若者とカラオケに行くなら四十代以降の人は誰もが考えて家で一人カラオケしちゃうよね。

濃いめの角ハイボールが効いてきたのかも知れない。

歌い過ぎてクラクラする。

まぁ、これだけ準備しておけばいつ誘われても問題ないだろう。

 

 

同じ時間拘束され、毎日ゼロスタートでノルマと闘い、安い賃金で働いているのだ。

どうせなら楽しい方がいいだろう。

皆を盛り上げるためなら恥を捨てオバサン頑張る。

普段いまだにボロボロのスニーカーで出勤しているのだが、その時ばかりはサンダルで行ってやる。

問題は帰りだ。

やはり池袋のホテルに泊まるしかないよなぁ。

前以て教えてくれたらアパホテル予約するんだけどね。

 

 

なんだか頭が痛くなってきた。

さっきまであんなに満腹だったのに、歌ったら腹減ってきた。

オバサン疲れた。

とある人は同僚のことを他人と言い、とある人は運命共同体と言う。

私の考え方は後者である。

こんなに身体がしんどいのに、交通費も出ないのに、なかなか辞職には至らない。

それはやはり皆のお陰なのだ。

こんなオバサンを受け入れてくれる仲間がいるからだろう。

辞めるのは仲間に幻滅してからでも遅くないかなとも思う。

中には口癖のように辞めたいと言っている奴もいる。

でも、本当に辞めたいのだろうか?

きっとそんなことはないはずだ。

当然いつかは離れ離れになる存在である。

だけど、同じ会社で仕事をしている内は仲間でしょ。

私みたいなヤツが社員だったら社長も心強いだろうに。

もしかしたら私のこのような性質を見抜かれて抜擢されたのかも知れない。

その辺については未だに私の中で謎だが、何となく元気になっちゃったかも。

だから半日くらいYOUTUBEを見続けていた。

テンション高い時、それを共有できる人がいないのはちょっと寂しいけど。

あぁ、何だかろくなことが書けなかったような気もする。

基本的に、書くにあたってはテンションは低い方がいいみたいだ。

テンションが高い時は書かなくていい日なのかも知れない。