nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

悔しがる気持ち

二日連続成績低迷はあかんと思って気合い入れてきた。

とはいえ午前中は壊滅的で、心折れて立ち直れなくなっていた。

そこから一気に捲し上げたのは実力でも何でもない。

たまたま運が回って来ただけだろう。

バタクソに疲れたのでプロントへ寄りたかったが、冷蔵庫の中にあるものを消化するために直帰した。

オムレツなどを使ってみた。

誰かに見られる訳ではないが、ここにネタとして書くということは、皆から見られているのと同じこと。

だから毎日プロントへも行かないし、毎日直帰もしない。

何となくネタになるような行動を心がけている。

単なる自己満足でしかないのだが。

 

 

ちょっと卑屈になり過ぎたのか、私の表現力が際立ったのか、えらく心配させてしまったようだ。

なんて声を掛けていいかわからないという方もいたかも知れない。

私が最近終わりを意識し始めるのには訳がある。

若い子達の中で働いているのも関係しているかも知れない。

以前にも書いたが、私には青春を謳歌した経験がない。

いつ来るんだ?

いつ来るんだ?と思いながらこの歳になった。

結局何も来ないまま終わりに向かっていると云う現実は、やはり卑屈にさせる。

だって絶望の淵を、未来だけを信じて歩いて来たのだから当たり前だ。

その未来が無いとしたら、何も信じるものがなくなったということだ。

私の人生って何だったんだ?と思えば思うほど、苦笑いしか出てこない。

会いたい人にも会えなかったなぁ、みたいな。

 

 

何やら私に対して理想を抱いていた人もいたようだ。

蓮さんはこうあるべきと云うような。

それは私のためではなく、私を傷つけ追い込む以外の何ものでもないとわからんのか?

私が自分を見失っている時に、ズケズケとテメェの理想を語るなよ!

こういうこと書くと、また人が遠ざかって行くのかも知れないが、私が言いたいことわかるでしょ?

蓮さんはこうあるべきみたいな理想論は頼むから勘弁してくれ。

ただふと思うのである。

本当に優しい人は、落ち込んでいる人に対して理想を突き付けたりしないだろうよ。

たぶん、こういうことだろう。

 

「蓮さんを好きでいたいし、嫌いになりたくない」

 

だったら、その蓮さんとやらは一体何者なんだよ?

皆に優しくて、いつも笑顔で、とてつもなく前向きで、強烈な個性を放っている蓮さんが好きだったのなら、それは表の顔しか見ていなかったことになるね。

私っていう人間は、一言で言えば悔しくて仕方がない生き物なのさ。

どうしてあんな奴が注目を浴びて、私はかすりもしないのか?

あんな奴が出世して、私は永遠の平かよ?

 

 

最近出世した輩がいる。

え?アイツでいいの?

まぁ、独身だし、仕事に打ち込めるかも知れないが、上司だとうざいタイプ。

試しにゴキブリに訊いてみた。

 

「あの人、いつから上司になったの?」

「いや、俺らと同じ業務委託っすよ」

 

そう言っていたが、どうやら出世したようだ。

なんだかなぁ、最近やたら上から目線なのはそのせいかよ。

まぁ、社長の目に留まったのだろうから文句は言わないが、私やゴキブリのように数字上げられるのに業務委託とか腑に落ちないよな。

これぞまさに小さな政治である。

段々とこの小さな会社も村のようになっていく。

小さな会社なんだから、いちいち上司とか作らなければいいのに。

私の卑屈精神は輪をかけることになる。

今まで散々と派遣社員を経験していたからこそ、むごいポジションに耐えられるわけで。

ぶっちゃけると、出世した輩がちょっと羨ましかったのだ。

私なんて歳だけ食ってるだけでさ。

報われることがなくたって笑っていられるようになるには、相当精神力を鍛えなければならない。

それとも悔しがっているうちは正常なのか?