あっさりと一位の座を奪われ、悔しい想いで電車に乗った。
やはり電話営業は難しい。
成績を上げている人はお客様と友達のように話せている。
私はまだまだなのだろう。
思うように数字を出せなかった。
帰り道、あまりにも空腹で、コンビニに寄ってツナマヨおにぎりを食べた。
疲れが尋常ではない。
早く寝たいので、電車の中でこれを書いてしまおう。
とんでもないヤツがいた。
私の足を引っ張るヤツだ。
やたら周囲を観察し、少しでも個性の強い者を潰そうとしているのが見て取れた。
私もソイツから話しかけられたが、無視をした。
すると話しかけて来なくなった。
ただ、上司に私のことをチクリやがって、私は上司から注意されたりした。
社内でストレスが溜まるとすれば、こういう輩の存在だろうな。
「うるせ〜よ」って言ってやりそうだった。
よく喋る男で、隣の席に座っているのがとても嫌だった。
聞き耳立ててやがるので、やりづらかった。
ソイツに耐えながら仕事をしていると、これは労働なのだと思ってしまった。
エースストライカーのノリが消えたから成績が上がらなかったのかも知れない。
すると今度は時間ばかり気になって、ドッと疲れてしまった。
気の持ちようで、こんなに違うものかと思った。
やはり、なんちゃってサッカー選手にならなくては。
こんなヤツに負けてたまるか。
全く、ゴキブリみたいなヤツだ。
もう一つイライラさせられることがある。
シフトが出るのが遅すぎる。
私は暇じゃないんだってば。
いつでもオッケーではないんだぞ。
かといってシフト、シフトとは言えないのである。
厳しい会社なくせに、やはりスタッフを物のように扱っているのかも知れない。
きっとそうだ。
やはり私は労働者、エースストライカーではない。
いや、ゴミ処理場で天使になれたくらいだ。
やはり、どんなに過酷な条件が揃おうとも、テンションは下げてはならない。
そのまま成績に出そうだからだ。
ゴキブリのことは放っておいて、スキルを磨くしかない。
日曜日頑張れば月曜日は休みなのだが、バイトや出版社との面談が入っている。
だから休む暇がない。
今月は仕方ない。
月末まで飛ばすしかない。
私、こんなに疲れていていいのだろうか。
酒が飲めないって重症だろ?
酔うには体力が要る。
ビール一本すら飲む気がしない。
翌日に響くことがわかってしまったからだ。
それにしても、電車の中が暑いよ。
週末なのにこんなに満員電車だなんて。
これも一つのストレスになる。
座れると座れないは大違いだからなぁ。
ヤバ、あまりにも疲れて愚痴っぽい。
友達と電話してても愚痴は出てこないが、いざ文章を書くとなるとダメだ。
あと一時間早く帰れればかなり違うのだろうが、そんな都合の良い話もない。
ここから先は流れに身を任せるつもりでいる。
必要としてくれるところへ行く。
目の前に座っている女が私と同じセーターを着ていた。
着る人が違うとこうも違うかと、哀れな気持ちになった。
目の前の人に失礼だとはわかっているのだが。
センスというものは、磨かれるものじゃないのだろうか?
何年女やってんだか、と言いたくなってやめた。
今日の私は辛口か?
それだけ疲れているのである。
大目に見てくれ。
誤字脱字を見直す時間もない。
最寄り駅に着いたので、帰って寝よう。