nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

金じゃない、実績だ!

関東も遂に雪。

降り止まぬ中の通勤となった。

積もりそうにもないが、とても寒い一日だった。

タイツを二枚重ねしてきたので何とか凌ぐことができたが。

午前中は電話が繋がらず、めちゃくちゃ苦戦。

周りが件数を伸ばしている中、私は伸び悩んでいた。

それでも毅然とした態度で、後半戦に挑んだ。

なんと、若い男の子で、私より契約を取りまくるとんでもない人がいるそうだ。

一日のノルマは四件。

それに対し、彼は先日十二件取ったそうだ。

か、怪物だ!!

二番手にはなりたくない、一番じゃないと気が済まない。

何としてでも追い越さなくちゃ。

 

 

それにしても電話が繋がらず。

ボールが自分に回ってこないストレスは、半端ではない。

自分から取りに行きたいが、あくまでもここはコールセンター。

電話しまくるしかない。

本田圭佑も、海外でプレーしていた頃、ボールが回って来なかったと言っていた。

ジレンマはある。

やはりバンバン繋がって、クロージングして、契約に結び付けることができれば、自信になる。

すると、さらに契約が取れる。

まぁ、雪の日だし、不発の日があるのかも知れない。

ただ、私は最後まで諦めないタイプ。

ラスト一分も、気を抜かない。

結局、一本しか取れなかった。

ギリギリ一本取れて、まぁ、良かった。

ところがあまりの寒さに風邪引いたかも知れない。

寒気と頭痛が。

会社の近くのマツモトキヨシで風邪薬を買った。

風邪なんて引いている場合ではない。

駅のホームで、鞄の中に入っていた炭酸水と飲んだ。

合っているのかよくわからない電車に飛び乗った。

 

 

いつも電車の中でサクサクとこれを書くのだが、帰ってきてしまった。

慌ててパソコンに向かっている。

仕事に集中しすぎたかも知れない。

何がなんでも契約を取りたかったからだ。

周りの人もかなり苛立っていた様子。

全体的に数字が伸びない一日だった。

 

 

会社の近くに一人焼肉の店を発見してしまった。

中を覗くと、一人客でごった返している。

うわぁ、私も肉が食べたいよ~!

時間さえあれば入りたいのだが、睡眠不足で仕事へ行かなければならなくなると思い、駅に向かった。

先日寄った立ち食いそば屋がどこだったか覚えておらず、北千住駅で探したけど見つからなかった。

丸亀製麺に入ろうかと思ったが、行列ができていた。

回転寿司は満席だった。

あぁ、もう、ウロウロしている時間も勿体ないではない!

仕方がないので、最寄り駅に着いて駅前のコンビニでネギトロ巻を買って帰ってきた。

やはり何となく喉が痛い。

早く寝たいが、まずはこれを書いてしまおう。

 

 

ヤル気満々なのはいいが、ペース配分も考えなくては。

私という人間は、年齢や環境と共に目まぐるしく変わるステージの上で、見事に踊ることができているように思う。

これからどんなステージが待ち受けていたとしても、その環境に合わせてビートを刻める自信がある。

前にも書いたが、順応性の問題だ。

まだまだ捨てたものではない。

いつでもこれが最後のステージかのように踊ってきた。

持ち合せているエネルギーを全開に振り絞ってきた。

ところが不思議なことに最後はまだまだ来ないようだ。

池袋の次は、どこが私のステージになるのだろうか。

 

 

とにかく悔いだけは残さないようにしなければならない。

つまり、結果だ。

やり切ったと言えるだけの実績を残せば、余裕ぶっこいて次のステージへ行けるのだ。

それが最も私らしいやり方である。

一に実績、二に実績。

金じゃない、実績だ。

金なんてものは気づいたら貯まっているもの。

コールセンターに金より実績を求めて働きに来るヤツはまずいないだろう。

いや、コールセンターだけではない。

金のために働いているわけではないからこそ、私は仕事に遣り甲斐を得られるのかも知れない。