nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

不安定な人生

休みだったので整骨院へ行って、向いの焼鳥屋でランチした。

親子丼定食が六百円。

冷奴や小松菜のお浸し、みそ汁が付いている。

その後『office REN』の打ち合わせがあったので、酒は飲まなかった。

買い物したり、野暮用を済ませたりして、帰宅したのが十九時過ぎかな。

それからかき揚げそばを食べながらビールを飲んだら無性に眠たくなった。

まだこれを書いていないので寝るわけにもいかず、慌てて豆乳割りのぶどう酢に切り替えたが、どうやら疲れたようだ。

何としてでも綺麗になりたい一心で、ファンデーションを新調した。

早く明日にならないかななどと思っていた矢先に気づいたのだが、靴がボロボロになっていた。

野暮用がてら靴屋を覗いてきたのだが、欲しい靴があまりにも高かったので、安いサンダルを買って帰ってきた。

薄いパープル色のものだが、三回乗り換えの通勤に耐えられるか不安だ。

やはりスニーカーがベストなのだが、色気もへったくれもない。若い頃は意地でもサンダルやハイヒール履いていたよなぁ。

そう思って先日ゴールドのサンダルを買ったのだが、全然履いていないし。

かといってボロボロのスニーカーはヤバい。

こりゃ、思い切って捨てないといつまでも新しいスニーカーを買わなさそうだ。

何でもそうだが、寿命はあるようだ。

潔く捨てるしかない。

 

 

休みの日はPDFを書こうと思っていたのだが、午前中はボーっとしていてパソコンに向かわなかった。

こう見えて〆切りギリギリにならないと行動に移せないタイプなので、来週にかけてたたみ込もうと思っている。

〆切りは月末二十八日に決めた。

自分で勝手に決めたことなのだから、やるしかない。

仕事もそう、コールセンターを継続すると決めたのだから、悪戦苦闘しながらも結果出すしかないのである。

最近はノルマ一日五件に対し、二件ほどしか上げられない。

ゼロって日もあって、不調が続いている。

こうなると、明らかに疲労感が変わってくる。

テンションの下降と共に、得体の知れない疲れが押し寄せる。

そういう時は本当は酒は飲まない方がいいのに、ついついプロントに寄って、救いようのない状態で布団の上に倒れ込む。

ここのところそんな感じである。

 

 

何度も書いているが、電話営業の世界は契約獲得してなんぼ。

ノルマを毎日こなして初めて人間扱いされるのだ。

いや、ノルマをこなすのは当たり前で、それでも尚、コマであることに変わりはない。

「そんな日もあるさ」などという概念はない。

契約取れる人でも、あっさり別の現場に飛ばされたりしている。

私だっていつどうなるかわかったものではない。

不安定さは、ドコモを断ったからと言って、続くんだよな。

崖っぷちを歩いてこそ私は光るのだと言い聞かせ、安定からは遠ざかる生き方をしてきた。

でも、この歳になるまでふらふらしてきた代償みたいなものもある。

未だに時給でしか働けないことや、生活レベルが変わらないことなどがそうだ。

安定的な生活は、ある意味実績を積み重ねてきた代わりに得られるものなのかも知れない。

 

 

ただ、安定的な人生を送っていたら、私の文章は生まれなかったわけで。

書くために人生があったと思えば、辻褄が合うのだが。

本当に遅咲きの人もいるし、私も大器晩成だと信じている。

必要なことは投げ出さないことだ。

地に足のついた生活を送れば、そのうち芽が出るかも知れない。

細かいことは考えず、目先のことを一生懸命やればいい。

そもそも、この考え方こそ労働者向きなのかも知れないが。

かといって、私から労働を取ったら何が残る?

こうして日々書くことだって、労働に似て非なるものである。

後先考えず、その日その日をこなしているだけなのだから。