マジで、ノルマ達成するのはこんなにしんどいのか!
ギリギリまで粘って何とかクリア。
朝から不調で、泣き泣きだった。
最近生理が月二回来る!
ストレスなのかなぁ〜。
午前中から数字を伸ばせなかったから、マジで後半キツかった。
でもきっちり達成できたことで、皆が笑顔で帰ることができた。
元ホストと先輩は、明日休み。
私一人で後輩達を仕切らなければならない。
今後こういう日がどんどん増える。
私が責任持って、皆が獲得できる環境を整える必要があり、朝礼中礼もしっかりやらなければならない。
何より、私が背中を見せなくては。
つまり、数字を伸ばし、皆の見本になるようなトークをしなくちゃならない。
頑張らなくちゃ。
てか、疲れすぎて食欲がなく、松屋でハンバーグと瓶ビールが飲みたい気分だったのに諦めた。
刺身と茶碗蒸しを買って帰ってきた。
茶碗蒸しってサラサラ食べれて、こんなに美味かったっけか?
唐揚げを買わなくて良かったと心底思った。
レモンサワーはクビクビ飲める。
しかし、明日のことを考えて、一本しか買わなかった。
私って、仕事人間。
でも、恋する女。
マジで好きすぎる。
バレバレな元ホストが可愛くて仕方ない。
バッグがカッコよくて褒めてあげた。
そしたら私のネックレスを褒めてくれた。
お互いに買ってあげたものじゃんね。
泣けてくるよ、この嬉しさ。
日を重ねるごとに、私達は深まる。
抱かれたら泣いちゃうかも。
それぐらいの勢い。
さて、寝よう。
この疲れは寝るしかない。
帰ってきたら、髪をケアするクシが届いていた。
美容室で勧められて買ったのだ。
こうして恋する女は、何でもかんでも買ってしまう。
シャンプー、トリートメントも買ってしまった。
ぜ〜んぶ元ホストのため。
「蓮ちゃん幾つになる?」
知ってるくせに皆の前で元ホストが聞いた。
「今年で四十五歳」
「ババアじゃん!」
そう言って爆笑していたが、その笑いの中に愛が込められていた。
オレ達、一緒に歳取ろう!
笑いの中にそんな声が聞こえた。
さて、寝よう。