橋岡蓮 ’s diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

一人の男より大勢の読者を選べ

静かな曲が聴きたくて、YEN TOWN BANDの『MONTAGE』というアルバムを流している。

私が高校生の頃流行ったアルバムなのだが、落ち込んだ時に聴くようにしている。

最近希望が見え隠れしたり、絶望を感じたりを繰り返している。

最悪な出来事もあれば、ハッピーな出来事もある。

ん~だけどまだまだ希望をキャッチして動き出すのは早いのかなと云うのが正直なところだ。

暫し、忍耐が必要なのかも知れない。

昨日自分で書いた通りだった。

希望は月のようなもので、見え隠れするものだって。

唯一の支えは、書くということ。

辛かろうが嬉しかろうが何だろうが、書き続けるということ。

全ては作品にしてしまうということだけが、私の支え。

私もいつかは幸せになりたいけれど、今は一人の男より大勢の読者を選ぶべきなんじゃないかと思った。

今はそれしかないんじゃないかと悟った。

 

これって切ないこと?

だけど諦めたわけではない。

きっと良い出会いはどこかからある日突然やってくる。

そして私を良い方向へ導いてくれるもの。

そのためには毎日こうして書き続けるしかないんだよな。

そのうち出口が見つかるような気がしてならない。

だって出口が見つからなかったことは一度もない。

忘れられなかった傷もない。

行きたい場所へ行けなかったこともない。

こう云う時、人生で一番絶望的だった時のことを考える。

そうすれば我に返ることができる。

今なんて、全然絶望じゃないじゃないかって。

暖房の効いた部屋で、音楽を聴きながらパソコンに向かえるんだし、ショックなことがあってもご飯食べられるうちは大丈夫。

 

でもやっぱり滅入る。

スーパーポジティブなこの私でも、どう考えてもプラス転換できない。

だけど漠然と信じていることがある。

リスクがあるから人間は強くなる。

私なんてリスクの塊り。

自分の取り柄なんてものもわからなくなってしまった。

唯一の取り柄はポジティブだったことなんだけどなぁ。

やはり作品創りと誰かの本に逃げるしかない。

人のイライラって云うものは、なんとなく私に伝染するもの。

日にちが経てばその原因が大体わかるものなんだけど、その時はわからない。

だから一時的に傷付くものなのかも知れない。

 

腹を括れ。

誰かに寄り添いたかった自分をシャットアウトして、前に進め。

甘い蜜の味を教えてくれたあの人は罪深き男。

たまに夢に出てくるけど二度と会えない。

だけど私に残してくれたものは、音楽の山。

恋愛ってこういうもんなんだよって教えてくれたあの人は罪深き男。

知らなけりゃ、現状に満足できていたかも知れないのに。

彼はもういないし、求めることもない。

たまに夢に出てくるけど二度と会えない。

再会したところで、もう関係性は変わっているから夢のような日々には戻れない。

だけどソイツが色んなことを教えてくれたがために、欲深くなった自分がここにいる。

何も知らなけりゃ、男なんてこんなものかなって思えたはずなのに。

 

腹を括れ。

誰も私のことなど待ってはいないし、呼んでも来ない。

ただただ私は毎日千五百文字の文章を皆に届けることに必死になる。

一体何人が読んでくれているのかさっぱりわからないけれど、明日またアップされるのが楽しみって言ってもらえるようなものを書き続けたい。

一人の男のものになってしまうより、大勢の読者に寄り添える人間でありたい。

そんなの不可能かも知れないけれど、そうすることで生きる意味を見つけたい。

確認したい。

自覚したい。

 

絶望の中からしか真実は見えてこない。

私が味わった絶望感は、真実を見出すためにあったんだと信じたい。

そして自分の経験から見つけ出したものを本に綴りたい。

それを世の中に広めて行くのが私の仕事。

地道な作業の末に、希望はあると信じている。

それが早いか遅いかの違いだけ。

 

 

破壊から再生へ

破壊から再生へ

  • 作者:橋岡 蓮
  • 発売日: 2020/12/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)