nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

私の中で「何か」がキレた!

当たり前のことなのだが、相手(人間)は絶対に変わらないと思っている。

だから苦しい状況を打破するためには自分を変えるしかない。

お気づきの方もいらっしゃるかも知れないが、私が置かれている状況や一緒に暮らす相手の本質は変わりそうもない。

だったら、自分で動き始めるしかない。

そう思って仕事探しを始めた。

何かが私の中で「キレた」のである。

それは堪忍袋の緒かも知れないし、我慢の限界かも知れない。

私は常に一緒にいてくれる存在だとは限らないし、何でもしてくれる人とも限らない。

金を私に渡さないのは一種の束縛であることはわかっている。

私に自由を与えるのが怖いのだろう。

しかし強行突破で外で仕事をすることによって、私には経済的余裕が生まれる。

そうすると、私の中の寛大さが増していくこともまた事実である。

 

と云うのも、平日の日中仕事をするにせよ、夜勤で働くにせよ、家のことができなくなるわけだ。

今までお酒一つ自分で注ごうとはしなかった人が、家事の協力をするようになるかも知れない。

すると魂が単純にできている私は、相手に感謝する気持ちが芽生える。

また、家を空けることに対して少々寂しい想いをさせるかも知れないという後ろめたさから、多少の我が儘は許せるようになるだろう。

 

もしかしたら、私の生活費を捻出できないことについて申し訳ないと思っているのかも知れない。

本来なら自分の給料で妻を養えない場合、頭を下げてパートでもバイトでもしてもらうようにお願いするのが筋だろう。

捻くれているからそれができないのか。

私としては百歩譲って、相手はそういう人だと割り切って、自分が変わるしかないのである。

たぶん私のことだから、仕事を始めるのを良いことに土日ベッタリの生活から解放されて多少遊ぶかも知れない。

だが、幾ら結婚しているとはいえ、私の人生は私のもの。

それを縛り付ける権利は、相手にはない。

身も心も自由になった分、私としては相手を許すようになるだろう。

バイクに乗りたきゃ乗ればいいし、生活費も要らないから私はたまには人と飲みに行く。

こうして書いていると、本当に想い描いているような状況になって行くような気がしてならない。

今となっては、よくここまで耐えた。

そしてここからは、自分が変わるしかないのである。

 

さてさて、問題のバイトの面接だが、パチンコ店の事務職は見事に不採用だった。

わかりきっていたのだが。

オリンピック会場の掃除のバイトは、前回も一度面接しているので現在合否選考中とのことだった。

来週にはどのみち返事を戴けるとのこと。

木曜日は、近場の南越谷でお菓子のパック詰めの仕事の面接。

あまり稼げないけど、長い目で見ればこちらの方がいいのかなと思ったりもする。

身体に負担が掛からないのはきっとお菓子のパック詰めなんだよなぁ~。

でもオリンピック会場の夜勤の清掃のバイトも捨てがたいよな。

多くの人から無理はしてはならないとストップをかけられているのだが、未知の世界に大変興味がある。

ただ、我が家から会場まで遠いので、交通費の関係で不合格になる恐れもありまだ何とも言えない。

ウダウダしているようだが、ゴールデンウィーク明けにはボチボチ決まっているだろう。

目の前に見たことのない世界が広がっているのだと思うと、心がワクワクして身体まで軽く感じる。

やはり私を元気にしてくれるのは、優しさや情けの言葉ではなく冒険心なのだろう。

ん~、オリンピック会場遠いけれど行きたい。

しかし、全ては導かれる方へ流れるようになっている。

何もかもが縁なのだ。

その職場がキツイ職場なら、それを乗り越えなければならない運命にあるということだ。

働きやすい職場なら、そのご縁を大事にしなさいと云うことだろう。

実は外で働くのは熟女クラブ以来三年振りのこと。

私って人懐っこい分、騙されやすいから気を付けないと。

 

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破壊から再生へ

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  • 作者:橋岡 蓮
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