nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

病じゃないでしょう~

一日一回抱きしめてもらいたいと、とある場所で話をした。

抱きしめられたいとは蓮さんらしくない?

いえいえ、蓮さんらしいでしょう~!

実に蓮さんらしい発想。

一日一回抱きしめてもらえれば寂しさは軽減するという短絡的なもの。

ぶっちゃけ私のことが大好きな男であれば誰でも良かったりして。

まぁ、それが本物の愛でなければ満足しないのだが。

 

墓参りの後、法事のための喪服を買いに行き、義母の用事に付き合い、義母を下ろしてから古着屋で秋用カーディガンを買い、一週間分の食料の買い出しを済ませ、帰宅したらグッタリ。

ビールを飲む時間まで我慢しようかと思ったのだが、のどの渇きに耐えられずビタミン剤と共に牛乳を飲んだところだ。

月曜日はバイトが休みだが、かかりつけ医のところへ行ってちょっとした話をしてこようと思っている。

内容に関しては、大体想像が付くだろう。

例の混乱して気がおかしくなった件だ。

 

「先生、私、少々混乱した末、モラハラ夫のことが気になるようになったんです。これって病気ですか?」

 

いやいや、これだけじゃわからないだろう。

 

共依存って言われるんです。でも私はモラハラされる原因は私にあるのだと考え、態度を改めてみたのです。その結果深く反省し、旦那を責める気持ちが消えて行ったのです。私から離れて欲しくないと考えるようになりました」

 

ここまで言えばわかってくれるかな?

きっとこう言われるだろう。

 

「何かされたんですか?」

「いいえ、旦那のSNSを見て混乱して、他の女を求めているんじゃないかという錯覚に陥っただけです。その結果、携帯電話のマナーモードが鳴るたびに、なんかこう不安になるようになったのですよね」

 

先生の反応は想像が付く。

「旦那さんになんて言ったのですか?」

「自分を棚に上げて言うけど、SNSやめて欲しいと。貴方の良いところはSNSに興味を示さなかったところなのにって。私達もブログを通じて知り合ったから、不安になるんだって。そう伝えましたが、返事はありませんでした」

 

更にこれは付け加えておこう。

 

「とあるサイトで、『男の気持ちが離れて行く瞬間』って云うのを、たまたま見つけたんです。そこにはこう書いてありました。『ネガティブ発言を繰り返すこと』、それを見た瞬間私のことだと気付き、常に明るく前向きで、自分に自信を持って生きるように心掛けようと思いました」

 

ここまで言えば、先生は病人扱いしないだろう。

ね?どうやらかかりつけ医へ行く前に、自己完結できてしまったようだ。

ただやはり、私の思考は正常なのか異常なのかが気になるので、行ってこようと思っている。

キチンと整理すれば、おのずと答えは出る。

私の中では、これ以上旦那を傷付けてはならないという答えが出た。

私も散々、傷付けられてきたのだが。

冷静に考えれば、愛が深い者同士こそ傷つけ合うものなのかも知れない。

愛があるから傷も深くなるのかも知れない。

ただやっぱり『共依存』って云うのは気になりますよね~。

昔、聴いていた曲の歌詞でこういうのがある。

 

「この広い世界の中二人しかいないような 寂しさ噛み締め燃えかきむしろう」

 

もし仮に共依存だったら、本当に周りが離れて行って、気付けば旦那しかいないような世界になったらどうしよう。

それはそれで、私には耐えられないことなのだ。

親が生きている間はまだマシかも知れないが、親に言えないことだって山ほどあるからなぁ~。

私の作品は少々過激なので、親にも旦那にも見せられない。

いざとなったら身内しか頼ることのできない私だが、作品は見せられないとなると、やはり頼れるのは自分なんだよな。

そう考えると、人間ってどこまで行っても孤独な生き物。

この人にだけは何でも話せる、みたいな人はやっぱり必要かも知れない。

利害関係が無く、人間と人間で付き合いできるような。