nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

どん底の朝を迎えないために

バイトが終わった後、友達と三時間くらい飲んだ。

その後旦那と草加駅で待ち合わせをして、居酒屋へ行ってきた。

飲んだ後めがね屋に寄ったりしたので、帰りが遅くなってしまった。

これから急いで書く。

 

 

昼間は友達と寿司屋で飲んだ。

かなり久しぶりだったので、話したいことが沢山あって肝心なことを話しそびれた。

彼女の詩集についての話だ。

というのも、彼女は私の元から詩集を発売した。

それから二ヶ月ほど経つのだが、この二ヶ月間お互いに忙しくて全く会えなかった。

だからまとまった話もできないままだった。

LINEの遣り取りもなかなかできなかった。

そのことを私は気にしていた。

きっと彼女も気にしていただろう。

大事な話なので、近々連絡させて頂くつもりだ。

 

 

ところで、昼間寿司屋で飲んだのに、夜もまた旦那と寿司居酒屋へ行った。

しかし私もちゃっかりしているので、昼の寿司屋で食べたものとは違うネタを頼んだ。

昼はウニ、金目鯛、つぶを食べたのだが、夜はマグロ、サーモン、ホタテだ。

回転寿司ではないので、少々値段は張るがどれを取ってもとても美味しかった。

私と旦那はカウンターの隅に座っていた。

私の隣には、深酒したオヤジが一人。

まぁね、寂しいんだろうなぁ。

隣の若い女性二人組に絡んでいた。

どうして酔っ払いって云うのは、若い女に絡みたがるのだろうか。

 

「お替わりは?つまみは?」

「いえいえ、いいですよ」

「いいから、いいから、おじさんに奢らせてくれよ!」

 

みたいな遣り取りを延々としていた。

それを私は微笑ましく横目で眺めながら、レモンサワーを二杯に留めて帰宅して速攻パソコンに向かっている。

ひっくり帰っても、私達夫婦が絡まれることはない。

だが、若かりし頃赤ちょうちんなどで一人で飲んでいたら、周りのオヤジ達がよくご馳走してくれたのを思い出した。

若い頃に戻りたいなぁ、なんて思ってしまった。

 

 

そんなことはともかく、昼飲みのぬる燗が効いたようだ。

眠たくて思考回路が止まっている。

このまま寝て、朝書こうとしたところで、頭が回っていないのは一緒だ。

太宰治にしろ、中島らもにしろ、よく酒飲んで書けるよなと思う。

比較するつもりは更々ないので誤解しないで欲しいが、私にはできないことである。

深夜になって書いている時は、惰性でとにかく千五百文字を埋めて、寝ることしか考えていない。

あくびをしては背もたれに寄りかかって、休憩などをしている。

酔い覚ましに麦茶を飲んで、煙草を吸う。

そして再びパソコンに向かうということを何度も繰り返しながら、やっとの想いで書き終える。

千五百文字など調子が良ければ三十分あれば書けるのだが、眠たい日や集中できない日はどれだけ時間があっても進まないものだ。

もしやロックを流していないからだろうか。

いや、書く内容のテーマが決まっていないからだ。

だから書けないのだろう。

しかし、毎日テーマを決めて千五百文字書くのは簡単ではない。

得意な人もいるかも知れないが、そういう人に比べれば私は苦手な部類に入るのかも知れない。

 

 

ヤバい、目を閉じたら寝てしまいそうだ。

私の朝もそうだ。

パッと目覚めることができない。

階段から転げ落ちそうになったり、コーヒーをこぼしたりしながら一時間くらいかけてやっと目が覚める。

朦朧としていて文字を打つことができないので、この文章をアップするのにえらい時間がかかるのだ。

私にとってのイベントといえば、友達との昼飲みか、美容室くらい。

イベントがある日や旦那と出掛けた日は、大抵こうして深夜になって書いている。

テーマがあればいいのだが、無い時はロクな文章が書けない。

それでも意地になって書いている姿は、時に滑稽に映るだろう。

自分でも止めときゃいいのにと思うが、書かないと気が済まない。

それこそどん底の朝を迎えることになる。

ぐっすり眠り、爽やかに目覚めるために書いているのかも知れない。

というわけでなんとか書き終わったぞ。

 

 

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10月21日(木)

20時半~

『蓮’sBar』