nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

花咲く妄想をしながら

寒いのは私だけだろうか?

足元のファンヒーターを付けなければ、仕事にならない。

というのもリビングに置いてあるノートパソコンで、ずっと新作の編集・校正をしていた。

完全オフだったので、徹底的に作業を進めた。

この作品は私の人生が懸かっている。

何がなんでも良い作品にしなければならない。

来春発売なので、パン屋で働いている場合でもないっちゃない。

十五日は締め日なので、辞めるとしたら金曜日のこの日しかない。

つまり、店長とガチンコ対決してくるつもりだ。

まぁ、私としてはこう言うまでだ。

 

「時間帯が合わないので辞めさせてください」

 

それで辞められないことはあるまい。

やはり自分の道って云うのは決められているような気がする。

道に逸れて他のことをしてみても、結局上手く行かないものなのだなぁと。

母さんに一応報告したらこう言っていた。

 

「パートなんて、自分で考えている以上にあっさり辞められるものよ。あっけないわよ」

 

確かにそうだろう。

私の頭の中には、もう辞めることしかない。

それで自分で稼ぐことしか考えていない。

コロナでスナックやパブでも働けなくなっただろうし、自宅で『スナック蓮』をやるしかないもんね。

バイトやパートを転々としても結果は同じだろう。

むしろ、これで良かったと思わなければならない。

 

 

その代わり、私はレベルを上げて高いクオリティのものを創れるようにならなければならない。

って自分で言いながら、果たしてそうか?

文豪と呼ばれる人々の本なんて、私は面白くもなんともないのである。

小難しい漢字など、私は極力使わないようにしている。

文体もわかり易く書いているつもだ。

たまに過去作を読んだりすると、テンションが少しだけ上がることがある。

 

「な~んだ、面白いこと書いてんじゃん!」

 

みたいなね。

私の場合は、作家と云うよりもミュージシャンとかお笑い芸人とか、そういうジャンルの人に影響を受けることが多い。

かといって誰のファンとか、具体的には無いのだが。

いや、むしろ沢山居過ぎて一人には絞れないっていう話だ。

息の長い人を見ては学ぶことが多いのである。

 

 

今?

今はジムビームアップルをロックで飲んでいる。

非常に甘い酒なので、つまみは要らない。

酔うほど飲んでいないが、それはセーブしているからだ。

ロックで飲んでいたのだが、これを書いているうちにとっくに氷が解けて水割りのようになっている。

B’zの『マイロンリータウン』って云う曲がインスタ投稿で流れていて、何度もリピートで聴いてしまった。

何故なら、何故売れるのか?と研究したかったからである。

ルックスと声だけではあるまい。

ギターとドラムも確かに良いよね。

友達の息子さんがディスクユニオンで働いていらっしゃるのだが、B’zは別格なんだそうだ。

私は割とハードロックも好きなのでウェルカムなのだが、一度でいいから彼らのように売れてみたいものだ。

勿論、オリコンチャートナンバーワンになる必要はない。

『蓮ワールド』を慕ってくれる人の元へ届くようになればいい。

そんなことを妄想しながら原稿に向かうさまは実に孤独である。

だが、妄想していないとやってられない作業でもある。

この作品をバイブルにしてくれる人が何人いるのだろうか?とかね。

勝手に一人で妄想して、テンション上げて、

 

「さぁ、今日も頑張ろう!」

 

みたいなね。

ここで一句哲学的なことでも入れたいのだが、思い付かないからこのまま終わる。

 

「蓮さん、無事に辞められますように!」

 

そう願っていてくれ。

 

 

インスタライブ配信

10月21日(木)

20時半~

『蓮’sBar』