たまごハムサンドを食べてアイスコーヒーを飲み、三本ほど煙草を吸って帰宅した。
近所にある元勤めていたスーパーに寄り、段ボールを六個ほどもらってきた。
日頃気付かなかったのだが、書類の山だった。
分別している暇がないので、全て段ボールに入れた。
すると六畳の私の部屋は本の在庫分も含めて段ボールだらけになってしまった。
これじゃあモロバレだと思ったので途中で止めてこれを書くことにした。
あ~、疲れた。
寒かったので、コートを着たまま片付けをしたからかも知れない。
断捨離は落ち着いてからにしよう。
神経内科では十種類の血液検査をした。
お陰で二万円も取られてしまった。
次回は精密検査、来週の水曜日だ。
しばらくは、役所や病院で忙しくなることだろう。
かかりつけ医へ行って、常備薬ももらってこなければならないので、てんやわんやだ。
会社員だったら、離婚もスムーズには行っていなかったかも知れない。
幸い川口市は、行政センターが駅前にある。
本局まで歩いていく必要はない。
バスを降りたら目の前がそれだ。
雪が降るらしいけどね。
土曜日からは旦那が三連休。
引っ越しの準備ができないので、海外出版の企画書の作成をしようと思っている。
今、そのための参考図書を読んでいるところだ。
『破壊から再生へ』と同じ、「自伝的エッセイ」だ。
比較対象になり易く、似たように幼少時代のトラウマのことなどが書かれている本だ。
他本と比べて、私の著書は如何に優れているかを書かなければならない。
これを具体的に記さなければならないので、他本を読むしかない。
優雅に読書をしている時間はあまり残されていないのだが、今一番大切なことは引っ越しよりも「企画書」だ。
これに全てが懸かっているといっても過言ではない。
三日かけて、徹底的に読破しようと思っている。
全ては世界中で待っている読者のため。
もはや私一人の問題ではない。
逆輸入すれば、国内の読者も増える。
そうすれば、私が見ている風景もまた変わってくることだろう。
その中で仲良くなれる人が現れることを期待しよう。
それにしても車の査定は寒かった。
いい値が付いたので契約書にサインした。
いい値というか、これ以上はどんなに会社を選んでも値段は付かないと判断して決断した。
本当はプラス十万円欲しかったのだが、元々そんなに高値で買った車ではない。
半分妥協というか、諦めだな。
良いオーナーさんの元へ行ってくれることを願うのみだ。
私のことより車の方が大事だった旦那は、ぶち切れるだろうけどね。
裁判にかけられないだけマシだと思った方が良いとは思うが。
私の予想では、恐らくローンが組めないと思うから、借入で中古車を買うのだろうな。
どうでもいい話だが、一緒に暮らし始めるまで別れた嫁との間にできた息子の存在を隠されていたことを思い出してしまった。
というのも、通帳を探していたら、旦那と義母と息子が三人で映っている写真が見つかった。
いつも笑顔の義母の顔がとても怖く見えた。
なんだか家族ぐるみで騙されたような気がして、嫌な気分になった。
やはりどう考えても、これで良かったんだと思えた。
日曜日、旦那と義母と墓参りへ行かなければならないのだが、気にしないことにした。
普通に接して、普通に帰ってこようと思っている。
お世話になりましたって挨拶も、もしかしたら要らないのかも知れない。
思い残すことは、無い。
あと一週間もすれば、きっとアパートで何事もなかったかのように生活しているような気がする。
それでいいのだ。
真っ当に生きていれば神様が味方してくれるとは、何度も書いた。
何者かがちゃんと見てくれているのだろう。
ちゃっかりしていると思われるかも知れないが、ここまでやっても旦那は変わらないだろう。
それもまた、それでいいのだ。