東京の西葛西のホテルでレモンサワーを飲みながらこれを書いている。
というのも朝早い用事があるので前泊したのだ。
このホテル、なんと破格。
おまけに、愛煙家ご用達の喫煙室だ。
もしかしたら喫煙室だから安いのかも知れない。
どんな部屋なのかハラハラしたが、割とまともなビジネスホテルだ。
ただ一つだけ難点を挙げるならば、外がうるさいことくらいだろうか。
それでも、夜中になれば静まり返る。
キーボードを打つ音だけが聞こえる程度で、外は少しずつ静かになりつつある。
早く寝なくちゃと思いながらも日課であるこれを書かないわけにも行かない。
日中は友達と昼飲みしていた。
出版祝いをしてくれたのである。
彼女とはなかなか会うことができない。
スケジュールが合わないからだ。
前日、徹夜明けで眠れなくて寝不足だったので、元気に昼飲みするために眠剤を飲んで爆睡しようと試みた。
ところが、中途半端に薬が体内に残ってしまい、めちゃくちゃ眠たい状態で隣町まで行った。
キンキンに冷えた美味い生ビールと海鮮丼を平らげ、満腹になったところで北千住へ移動。
北千住では、二人ともちょっと浮かれてはしごしてしまった。
かなりでき上がった状態で、一旦家に帰り、それから再び駅まで歩いて西葛西のホテルまで辿り着いたというわけだ。
酔った状態でフラフラ歩き回ったため、クタクタなのだ。
だけど、一日がとても長く感じられた。
それだけ充実していたということだ。
ずっと会いたかったので、会えて良かった。
ほらね、もうすっかり静か。
ホテルに泊まるのは三ヶ月ぶりくらいのことかな?
最近は喫煙室は滅多にないが、安値で泊れるのでありがたい。
泊るのが久々ということは、ホテルでこれを書くのも久々ということだ。
パソコンを持っての移動は、私にとっては重たくて大変なのだが、パソコンを持ってこなければ泊りには出られない。
なんせ、キャンプにもパソコンを持って行ったからな。
私のバッグも持ち手がボロボロになってきて、買い替えたいなと思っている今日この頃だ。
時計を見たら、やばい時間になっている。
早く寝るためには急がなくっちゃ。
たったアルコール五度のこだわり酒場などで酔うわけもないのだが、疲労から睡魔に襲われている。
外がうるさいと思っていたら、ドアが少し開いていた。
何やってんだか、やれやれ。
そもそも前泊した理由は、早朝集合で「夢の島」へ行くのだ。
どうやら朝から夕方まで船に乗るとのこと。
私にもお声がけして頂いたので、張り切って西葛西までやってきたというわけだ。
船には何度か乗ったことがある。
しかし、船酔いするほど酷い経験はない。
それでも念のため、酔い止めは持ってきた。
カッパも持ってきた。
ところが化粧品などに気を取られ、着替えは持って来なかった。
出掛ける寸前に、慌ててタオルを一枚かばんに入れた。
どうなることやら。
海を見るのはもう四年振りくらいだろうか?
いや、三年振りか?
覚えていないが、千葉の銚子へ元旦那と行って以来だと思う。
先日はまたもは元旦那の夢にうなされた。
だけど昼飲みした友達曰く、良いことが起きる前触れだそうだ。
良いことってなんだろう。
あえて今妄想していることはここには書かないが、思考は現実化する。
だとしたら夏から来年に向けて、運が上がってくるかも知れない。
夢では、私が元旦那を追いかけている。
私はホステスをしている。
そしてマンションの三階に住んでいて、ベランダから外を眺めると、通りを歩いているのを発見して追いかけているのだ。
お前にもう用はないという顔をされてもめげずに追いかける夢。
これも何かの前触れだとしたら、ウェルカムな夢だ。
一体これからどんな夢を見るのだろうか。
隣に誰かいたら、全く別の夢を見るのだろうか。
色んな意味で、ワクワクしてきたぞ。
せっかくのホテル泊なんだから、いい夢が見られますように。