nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

大苦戦の末

猛暑の中、神奈川県宮ケ瀬で「ジムニーサンライト」というイベントが開催された。

私は本のクリエイターという名目で、参加させて頂いた。

『破壊から再生へ』と『ロックンローラー』を販売させて頂いた。

私のことを全く知らない人に、著書を売るのは大苦戦した。

しかし、日々私の投稿を読んでくださっている方々が買ってくれたので良かった。

会いたかった人にも会えたし、安堵しているのだが、正直なところもう少し販売できれば良かったなと思っている。

無論、ジムニー好きが読書好きとは限らないので、仕方がないと言えば仕方がない。

有名作家さんの本でも売れなかったのではないかとも思った。

こんなに暑くては、読書という気分にもなれないかも知れない。

それでも、そんな中、このイベントで私の本を買うことを楽しみにしてくださっていた方もいた。

 

 

本来私は販売というものは得意なはずだったのだが、そうでもないようだ。

以前の私なら落ち込んでいたかも知れないが、歳も取ったし仕方ないよなとどこか達観している自分がいた。

若い頃なら愛嬌のみで何とかなったが、今はきっちりと本の説明をすることが必要とされる。

それが上手くできなかった。

 

「この本は私が書いたものです。こちらがエッセイでこちらが長編小説です。どうぞご覧になってみてください」

 

そこから先が進まなかった。

どんな想いで、どんな内容で、どんなコンセプトで、どんなジャンルなのか。

せめてそれくらい伝えられたら、あと五冊は販売できたかも知れない。

中には奇抜なタイトルを見て、笑い出す人もいた。

そういう人にこそ、ちゃんと説明すれば良かったと思った。

また、接客業が長かった割には、愛想よく接することはできても、人々を惹きつけることには苦戦してしまった。

事前の宣伝が甘かったのかも知れないし、ただ単に私の魅力不足だったかも知れない。

何はともあれ、無事故でイベントを終えることができて本当に良かったと思う。

お隣の方は、私の投稿を見てくださっているとのことで、二冊とも買ってくださった。

私は手作りの帽子を買わせて頂いた。

それでもかなり日焼けしてしまった。

肌がヒリヒリしているので、のんびりパックでもしたいところだが、今週の私は忙しないので早く寝ようと思っている。

暑さで体力を消耗したのだろう。

特に私は何もしていないのにクタクタである。

私をイベント会場まで連れて行ってくださった方は、熱中症になりかけていた。

それほど暑い一日だった。

真夏のキャンプを思い出させるほど、陽射しが強く、気温が高かった。

 

 

それにしても、この週末の二つのイベントでは反省点が多かった。

とはいえ、先日も書いたように最近リラックスして生きられるようになったので、以前のような半端ではない疲れは免れた。

思うような結果は得られなかったけれども、自分を追い込むようなことはなかった。

だから、これでいいんだと言い聞かせた。

 

 

また、こんなこともあった。

雑誌の取材が来ていて、私の写真を撮ってくれたりした。

その写真が本当に雑誌に掲載されれば、私の顔も広まるのになぁと思った。

結構な数の雑誌社が来ていて、写真を撮って戴いた。

ここぞとばかりに満面の笑みで映ったのだが。

反省点は多かったものの、体調を崩すこともなく、渡せたい人にお渡しできて良かった。

今年の夏はどうなることやら。

このイベントは来月もあるとのこと。

六月は梅雨時だから心配だが、できればまた参加させて頂けたらいいなと思う。

早速投稿にアップしてくださった方もいて、心はホットである。

スタッフの皆様にも大変お世話になった。

お疲れでしょうから、今日は私もこの辺で。