nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

凝縮された人生を

早く寝て、真夜中に起きてこれを書いている。

今日は、仕事が終わってから上野まで行ってくる。

友達と軽く赤提灯で飲んでこようと思っている。

会うのは久々のこと。

どうやら寒くなるらしいので、着込んで行かなければ。

彼女も介護職員、今の私にどんなアドバイスをくれるのだろうか。

非常に楽しみだ。

夜の上野は私にとっては格別である。

昼間とは雲泥の差がある。

仕事帰りだから疲れているかも知れないが、楽しんでくる。

 

 

仕事中はあれこれ考えて悩んだり苦しんだりしているものの、十七時になると同時にリセットできているようだ。

だから飲みに行っても仕事の愚痴や先輩の悪口を言うことはない。

貴重な飲みの席で仕事の話をするなんて勿体無い気がする。

つまり、飲みの席で仕事の愚痴が出る人は、リセットできていないということなのだと思う。

それはそれで辛いよな。

例えば仕事中に起こった出来事は、仕事後にはもう忘れている。

よほどのことがあれば投稿に書くが、そうでない限り想い出すこともない。

一日一日をぶった斬って生きている証ではないだろうか?

人生は長いようで短いのか、短いようで長いのかはわからない。

今年が始まったばかりの頃に離婚した私は、それが遠い過去のように感じている。

だからこの十か月間は物凄く濃いものになっている。

今年に入って出会った人も多々。

彼ら彼女らとの付き合いも濃密。

解り易く言えば、いい悪いは別にして、日々とても充実しているということだ。

うろ覚えだが、先日誰かにこんなことを訊かれた。

 

「いつの時代が一番楽しかったですか?」

 

それに対して私は「今」と答えた。

そんな自分を客観視した時、私って良き人生を歩んでいるんだなと思った。

苦難をも楽しみ、そして乗り越える術を身に付け、凝縮された人生を歩んできた。

その点に関しては誰にも負けない自信がある。

あぁ、私って人生を謳歌しているってね。

人一倍酒も飲んできたし、人一倍恋もしたようなそんな気がする。

だから私小説など書くわけだ。

自分で自分の人生に惚れ込んでいる証拠だと思う。

このまま行けば、きっと死ぬ時後悔しないだろうなぁ。

 

 

てか、めちゃくちゃ寒くて、パソコンの前にじっとしていられない。

毛布にくるまって、もう一度寝たいくらいだ。

あまりにも寒いので熱いコーヒーを飲みながらこれを書いている。

早く寝て、真夜中に起きて書くのも悪くない。

カフェインってこんなにも驚異的な力で眠気を吹き飛ばすものなのだと痛感する。

とある友達が、休肝日を作った方がいいと言っていた。

しかし、私にとってはそれがめちゃくちゃ難しい。

仕事の後、酒ではなくコーヒーを飲めば文章も変わってくるような気がしてならない。

私にはできないことだが。

真夜中に起きると、ソフトドリンクが飲みたくなる。

ところが我が家には酒とコーヒーしかないことに気づいた。

さてさて、夜の上野の街を堪能するためにも、仕事頑張ってくるか。