nakanakadekinai's diary

単なる日記でもなければ、単なるエッセイでもない

浅草八区という風景

非常にお世話になっている方をお連れして、ハナさんという方が経営している『浅草八区』という大衆食堂へ行き、ビールと角ハイボールを飲んできた。

お相手の方はお酒が飲めない方。

それなのに、飲兵衛の私に付き合ってくださった。

『浅草八区』では、ベーコンエッグと筋子のおにぎりを食べたのだが、どちらも激ウマ。

本当に大満足だった。

帰りにラーメンを食べて帰ってきたのだが、吐くこともなく、帰宅してから水をがぶ飲みしたら酔いもさめて、これを書いている。

ラーメンは、確かタンメンだったはず。

野菜不足の私にはとても嬉しいラーメンだった。

そこまでは覚えているのだが、帰宅時、またもや乗り過ごし、上野と浅草を行ったり来たりしていた。

やれやれ、どうしていつもこうなんだろうか。

それでもなんとか十九時過ぎには無事帰宅。

三時間かけてシラフに戻したというわけだ。

さてさて、翌日に響かないよう、急いで書くことにしよう。

 

 

『浅草八区』というお店は、以前にも紹介させて頂いた。

浅草と上野のちょうど間にある大衆食堂である。

食事するもよし、飲むもよし、実に気楽に長居できる店である。

喉から手が出るほどキーマカレーが食べたかったのだが、ビールをグビグビと一気に飲んだので、おにぎりに留めた。

次回は、絶対にキーマカレーを食べたいなと思っている。

飲兵衛の私が考えることは、手っ取り早く酔いたいということだった。

それで角ハイボールを四、五杯頼んだ。

ハイボールをこんなに飲んだのは久々だったが、案の定手っ取り早く酔うことができた。

因みに筋子のおにぎり四百円だが、それ以上の価値があると思った。

『浅草八区』には、私の著書を置かせて頂いた。

店長であるハナさんの計らいで、『ロックンローラー』と『破壊から再生へ』を置かせて頂いたので、買いたいという方は是非、ランチや飲みがてら訪れてみて欲しい。

 

 

いつか『浅草八区』にてイベントをさせて頂きたいと思っている。

それが皆様とのオフ会みたいな感じになれば良い。

酒でも飲みながら、貸し切りにさせて頂いて、『ロックンローラー』の感想を語り合いたいなと考えている。

その際は、是非『浅草八区』までお越し頂きたい。

絶対に有意義で楽しい時間になると思う。

そういえば、以前は「朗読ライブ」というものをやっていて、読者の方との交流の場があったのだ。

ところがコロナ禍などで、その機会は失われていた。

ただ、そろそろそういう機会があってもいいんじゃないかな?と考えている。

スペースに限りがあるので大勢で集まることは難しいが、少人数の方が盛り上がるかも知れない。

是非、我こそはという方はDMでもメールでもご連絡戴けたら幸いだ。

 

 

私が知る限り、ゴールデンウィークはお仕事の方が多い。

そんな中、『ロックンローラー』を読んでくださっている方が非常に多いというのが嬉しい限りだ。

私の元には続々と感想が寄せられている。

本当にどうもありがとう。

私の人生は少しずつこうして好転しているような気がする。

しつこいけど、もう一度言わせて頂く。

 

「天は自ら助くる者を助く」

 

現在就職活動中の方も多いようだが、『ロックンローラー』を読んで何かしら感じたこともあるようだ。

これを一つのきっかけにして欲しいなと思った。

なぜなら、人間は楽な道を歩もうとした時、天が遠ざかるものだと思うからだ。

私は私に寄り添ってくれる人のことを見捨てない。

逆に、私から遠ざかって行った人のことはもう知らない。

今日届いた感想で嬉しかったことがあるのでご紹介させて頂く。

 

「主人公加奈子が誰もが嫌がる仕事をしている姿に感銘を受けた」

 

とのことだ。

つまり、天は自ら助くる者を助くということだ。

一見遠回りと思われるようなことが案外近道だったりする。

思う存分、読んで泣いてくれ。