人間の心の病と闇を暴く。
「罪を犯した者に用意されているのはとことん深い闇である」
主人公加奈子は、同級生から外見やウジウジした態度を馬鹿にされ笑われるといういじめを受けた。
大人になれば苦痛から逃れられる「快楽」が得られると思い込む。
そんな加奈子は欲望のまま、「快楽」というものの正体を突き止めようとする。
それは危険を伴う自己探求。
果たして加奈子の結末は?
捨てたものは、プライド、恥、女、守り…。
魂が震撼する壮絶ストーリー。
遂に発売日を迎えた。
私は真夜中、これを書いている。
何も発売日だからといって、格好つける必要もない。
ただ、多くのご注文を戴き、朝から発送の準備をしなければならないのだ。
「楽しみに待っています!」
その声が私の中でこだまし、腹の中で「待ってろよ!」と言っている。
昨夜、赤ワインに酔った私は布団の上に横になったら爆睡してしまった。
起きたら三時半だった。
ただそれだけの話。
発売日に向けて構えていたわけではない。
もう待ちくたびれている人もいるようだ。
まだか、まだかと待ってくれている姿を想像するのは難しくない。
今日発送した分は、今週中には届くだろう。
仕事で忙しい人もゴールデンウィークには読めるようにと、今日を発売日にしたのだ。
間に合いそうもなかったのだが、きっちり間に合わせることができた。
あとは発送するだけだ。
お申し込み順に発送するので、とにかく待っていて欲しい。
私は書き切った。
今度は皆さんに読み切ってもらう番だ。
主人公加奈子は、何を想い、どう生きたのか。
徹底的に心の病と闇を暴いたこの作品は、皆さんを震撼させるに違いない。
遠慮してまだご注文されていない方もいるようだが、モタモタしていると完売するかも知れないので、お早めに。
この作品を書き上げた私はどこへ向かい、どう生きるのか。
これから何が待ち受けているのだろうか。
どんな出会いがあって、どう展開するのか。
これからも尚、試練が待ち受けているのかも知れない。
今日までの人生は「書く」ためにあったと言っても過言ではない。
今後は、一体何を書くのだろうか。
実は一つ、どうしても書きたいことがあって、それは『ロックンローラー』の販売が落ち着いたら書き始めるつもりだ。
これだけは言っておこう。
革ジャン、ピアスなどがロックではない。
ロックを語ると話が長くなりそうだが、生き様こそがロックなのだ。
そう考えた時、この小説のタイトルは『ロックンローラー』で間違いないと思う。
それについても話したいことは山ほどあるのだが、ネタバレになってしまうので書けないことが歯痒い。
前作『破壊から再生へ』を読んでくれた方が、仲間達に薦めてくれて、仲間達全員がそれぞれ読んでくれたそうだ。
そして居酒屋で、『破壊から再生へ』を肴に飲み交わし、語り合ったそうだ。
今回の作品でも、各地でそんな飲み会が開かれることを願っている。
それは、私がずっと望んでいたことでもあるからだ。
『ロックンローラー』を読んだ者は、きっと誰かと語りたくなるだろう。
号泣する者もいれば、放心状態になる者もいるのではないか。
この小説について、はたまた、橋岡蓮という一人の人間について。
私は発売しても尚、社会と闘い続ける。
逃げも隠れもしない。
軋轢に負けて、私が消えたとしても作品は残って欲しい。
今夜はインスタライブを行う。
お時間のある方は是非覗いてみて欲しい。
私としては少々緊張している。
とはいえ、発売記念企画なので、楽しみにしていて欲しい。
なんとか五時に間に合った。
4月20日(水)20時~
小説『ロックンローラー』発売記念企画
インスタライブ配信
小説『ロックンローラー』ここからご注文下さい。